WGPがやってきた 富士スーパースプリント1986 500ccレース1 | CLUB24-にいよんー

WGPがやってきた 富士スーパースプリント1986 500ccレース1

ワイン・ガードナー選手/ロスマンズ・ホンダ/NSR500

 後ろに見えるのは八代俊二選手/HRC-モリワキ/NSR500

 鈴鹿サーキットでロードレース世界選手権・WGP日本GPが開催される1年前の1986年。富士スピードウェイ(FISCO)にWGP500ccクラスと250ccクラスの精鋭を招聘して全日本選手とレースを行う「スーパースプリント富士インターナショナル ロードレース」=富士スーパースプリント’86が開催された。

 

 WGPシーズン中にノンタイトル戦でホンダとヤマハのトップライダーを呼んでしまうとは贅沢な催しだった。これもバイクブームに加え好景気だったおかげか。

 世界トップライダーの走りが見られるとあって、神奈川と静岡の友人と共に観戦に行った。当時ドルフィンは名古屋に住んでいたが、静岡の実家に一泊して出かけたと思う。

 今なら予選から観戦に行っていたかもしれない。が、まだ❝足❞が無かったので、電車とバスを乗り継いでFISCOに向かった。

 1日で観戦券5,000円、グランドスタンド券2,500円は結構な高額だ。

 ロードレースなのでコーナーで観たいところだったが、革新的バイク「elf3」を間近で観たいという思いもあってスタンドに入った。

 スタート前の雰囲気も見られる。

 超スプリントで周回数が少ないので❝止め❞で確実に写真を撮っておきたい狙いもあった。

 

 ガードナー選手がゼッケン「02」を付けているとおり、ゼッケン「01」はフレディ・スペンサー選手のものだったが、不参加だった。

 

ラッキーストライクのキャンギャルは外国人のお姉さんで、めっちゃプロポーション良かった

 大会プログラムは処分してしまっているので詳しい資料が無いのでご勘弁を—

 

ランディ・マモラ選手/チーム・ラッキーストライク・ロバーツ・ヤマハ/YZR500

 WGP500ccシリーズランキング最高は2位2回と無冠に終わったが、当時はコーナーでアウト側の足を浮かせる独特なライディングフォームは「マモラ乗り」と呼ばれていた。

 

ロン・ハスラム/レーシングチーム・カタヤマ/elf3ホンダ

 チーム名は「レーシングチーム・カタヤマ」でエントリーしていた。

 ❝変わりバイク❞大好きドルフィンにとって目的のひとつでもあったelf3。スタンドからでは❝片側❞しか観ることができなかったが嬉しかった。

 

ロン・ハスラム選手のサイン

 2016年の全日本最終戦にレオン・ハスラム選手がスポット参戦した際、付き添いで来られていたロン氏にサインを入れて頂いた

 その際「This is Fuji」「1986」とカタコトでお伝えすると「Oh! Fuji!!」と驚かれていた。

 

平忠彦選手/平レーシング・ヤマハ/YZR500

 全日本で大好きな平選手。

 WGPサンマリノGP250ccで優勝を遂げた後だったので、500ccで世界とどう戦うかが楽しみだったが、あまり奮わなかった。

 全日本ライダーはゼッケンそのまま。

 

水谷勝選手/ウォルターウルフ・スズキ/RG-γ500

 

マイク・ボールドウィン選手/チーム・ラッキーストライク・ロバーツ・ヤマハ/YZR500

 WGP500ccクラスでは未勝利に終わったものの、鈴鹿8耐では史上初の3勝ライダーとなっている。

 8耐では馴染みのあるヘルメットだった。

 

#05 レイモン・ロッシュ/レーシングチーム・カタヤマ/NS500

 旧型のNS500を使用していた。

 

レース1スタート

 朝からの小雨と霧で路面はハーフウエット。

 

当時はWGP同様に❝押し掛❞けスタート

 

激しい3番手争い

 

河崎裕之選手/ヤマハYZR500

 ストレートでもスリップの使い合いで激しいバトルが展開され白熱の展開だった。

 「スーパースプリント」だけあってあっという間に終わってしまった。

 

優勝:ランディ・マモラ選手

2位:ワイン・ガードナー選手

3位:水谷勝選手

 

 

 

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