WRC王者・トミ・マキネン氏が跳んで跳んで回って回るラリーデモラン/動画あり モースポフェス鈴鹿 | CLUB24-にいよんー

WRC王者・トミ・マキネン氏が跳んで跳んで回って回るラリーデモラン/動画あり モースポフェス鈴鹿

 モータースポーツフェス鈴鹿で楽しみにしていたイベントのひとつが「ヤリスWRC~トミ・マキネン スペシャルデモンストレーション~」だ。

 WRC世界ラリー選手権で4連覇を成したレジェンド・ドライバーにしてトヨタGAZOO Racing World Rally Team代表トミ・マキネン氏が鈴鹿で走るのだ。

 トヨタのイベントを開催する富士スピードウェイならまだしも、鈴鹿に来る機会はまたとない(-と思いつつも来年も来て欲しい!)。伝説のドライバーの走りを生で見たりお会いできるチャンスはもう無いかもしれないのだ~ッ。

 

トミ・マキネン氏

 三菱ランサー・エボリューションで勝利しチャンピオンを獲得して日本でも一躍「ランエボ強し」と広めた。

 スバルに移籍後に引退。一時期は自チームを持つが、トヨタのWRC復帰とともにチーム代表に就任した。

 TVでマツコ・デラックスさんをヤリスに同乗せて走ったのも見た。

 

 金曜日の練習走行を観に行かれた方から「マキネンさんはフレンドリーにサインし、ツーショット写真に応じていた」と聞いていたので「土曜日もお会い出来る時にはサイン頂けそうだな」と思っていた。

 

 土曜日の朝、マキネン氏に遭遇。これはチャンス到来!

 ―と、思ったのだがスタッフが「この後ミーティングがありますので…」と、止めに入る。えぇッ!? まだこんな早い時間なのにぃ? マキネン氏もペンを受け取ってくれなかった。

ランエボで有名なあの方も驚きを隠せない!

 

 ヤリスWRCはピットで調整されていたが、走行は午後からの「モースポフェス 2019 SUZUKA セレモニー」が最初。

 その前にピット&グリッドウォークの際にヤリスがグリッド上に停められる。

 出入り口に近いスーパーGTマシンを撮影し、最終コーナー側に進むとヤリスの傍らに❝ガズーレーシングの傘❞が開いているのが目に入った。「もしや!?」と駆けつけてみると―。

 

 マキネン氏がサイン会してくれてた~ッ!!

 列を作るでもなく、ファンが周囲を取り囲んでいた状態だった。ここはスタッフが気を付ける部分だな。

 まだ人が大勢集まる前だったので、ドルフィンもちょっと待っただけでサインを頂く事ができた。嬉しィィィィィ! 今回の目的達成だ。

 

ワールドチャンピオン、トミ・マキネン氏のサイン

 

 「ヤリスWRC~トミ・マキネン スペシャルデモンストレーション~」は衝撃的なオープニングだった。

 前プログラムの「SUBARU STI WRブルーに宿るチャレンジングスピリット」からSUBARUインプレッサWRC98コリン・マクレー車に乗る新井敏弘選手が残り、インプレッサをヤリスが交差走行~スピンターンして再び交差走行。

 そしてメインストレートで2台そろってのドーナツターン。いやぁ、凄い!

 タイヤスモークでマシンが見えなくなるほどだ。

 「(マクレー氏が)スバル時代にはよくやっていたので息は合ってました」と新井選手。

SUBARUインプレッサWRC98コリン・マクレー車新井敏弘選手

 

 ヤリスWRCが1台になるとコース上に置かれたジャンプ台を使って大ジャ~ンプ!

 スゲ~! カッコイイ!!

 着地してもしっかり車体を受け止めるサスペンション。

 これ見たらWRC JAPAN三宅なっちゃうよぉ。

 跳んで跳んで回って回るぅ~♪

 

グランドスタンド前のフェンスが開いてもなおターンを続けるマクレー氏

 

 コース上でのイベント直後、GPスクエア特設会場「ラリースペシャルデモ」が行われた。

 グランドスタンドから会場に急行するも既にデモ走行を間近で観ようとするファンが大勢集まっていた。

 前から二列目、三列目になってしまった。前の方は座ってくれたらいいのだが…。

 

 最初に走り込んで来たのはトヨタFT86

 狭い会場で巧にターンを繰り返す。ドライバーは誰だ?

 司会の脇阪寿一氏が「おぉっと、このマシンをドライブしているのは誰だぁ?」と❝何かある❞ような含んだ言い方。

 マシンを降りてきたのは、なんと、モリゾー選手!

 自身、ラリーに出場しているだけあって走りが上手い。

 ピットウォークでプレスが集まるホンダのピット。「何かな?」と覗いてみると、ホンダの八郷隆弘社長トヨタの豊田章男社長が談笑しているではないか!

 ホンダのピットからでてガズーレーシングのピットに戻る豊田社長。周囲にはお付きのスタッフが囲む。

 「してくれるかな?」「どうかな?」と思いつつも、思い切って「モリゾー選手~! サイン下さい!」とお願いすると、して下さった。

 いやぁ、モリゾー選手のサイン頂くチャンスなど、もう無いだろうな。

 

モリゾー選手のサイン

 

 モリゾー選手の走りに続いてマキネン氏のヤリスWRCが走り込む。

 回る回る。

 こんな間近で観られるとは! 超迫力。

 リアタイヤがバーストするまで走ってくれた。

 

 走行後には豪華ドライバー陣によるトークショーが行われた。

 ラリー大好きで新庄ラリーにも出場したF1&スーパーGTドライバーのヘイキ・コバライネン選手や新井敏弘選手も加わった。

左から脇阪寿一監督、モリゾー選手、トミ・マキネン氏、新井敏弘選手、ヘイキ・コバライネン選手

 

バーストしているので後輪を滑らせながら帰ってゆくマクレー氏のヤリスWRC

 

 詳しい模様は動画をどうぞ。

 


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