鈴鹿10耐木曜日② ホンダNSX勢 モデューロ新車で登場
鈴鹿市が「~交通安全を世界へ~」を掲げて開催予定だった「鈴鹿モータースポーツフェスティバル」。
鈴鹿10耐のオープニングを飾る10耐マシンの公道パレードや公開車検、FMX、トークショーがイオンモール鈴鹿を中心に行われるはずだった。無料イベントなので❝これだけ❞を観に行った。
だが、台風の接近で1時間前に全て中止になってしまった。
集まったお客さんもそうだが、準備してきた方々の無念さはいかほどだろう。
予定変更して鈴鹿サーキットに向かった。
天候不順のため遊園地に来るお客さんも少なく、駐車場はガラガラ。
遊園地のゲートをくぐった辺りから激しく降っていた雨が止み、夏の日差しが体を直撃してきた。再び陽が差すとは思っていなかったので帽子を被ってこなかったものだから暑い暑い。カッパも脱いだ。
パドックに到着する頃には一汗かききっていた。
1日イオンモールにいるつもりだったので、ドリンクや食料も少ししか持ってきていなかった。
木曜日なのでサーキットでオープンしている食事処はドラサロのSUZUKA-ZEだけだった。いつ出てくるか分からないドライバーを待つためにドラサロへは行かず、持って行ったジェル食料でしのいでいた。
Modulo Drago CORSE NSX GT3
スーパーGT第5戦富士でのクラッシュでマシンが廃車になってしまい、10耐参戦が危ぶまれていた。
ホンダのバックアップがあるにしても6,000万円というスーパーフォーミュラ・マシンも買えそうな高価なマシンを再購入するのは容易いことではない。
道上龍チーム代表が新車購入を決意。10耐に間に合わせた。
本来なら「パレードがシェイクダウン」と言われていたが、パレードが無くなったのでピットにはピッカピカの新車が置かれていた(実際は艶消し黒なのでピカっている部分は少ない)。
「シェイクダウン」は実走して不具合部分の洗い出しが目的なのだが、パレードがその役割を果たせたかどうか怪しいところだ。便宜上「シェイクダウン」と呼んでいたのだろう。
Modulo Drago CORSEドライバー
左から道上龍選手、大津弘樹選手、小暮卓史選手
大会を盛り上げるためGT500の小暮選手の参戦を早々に発表。
小暮選手にはGT鈴鹿でのケイヒンNSXの写真にサインを入れて頂いた。
大津選手にはGT鈴鹿での今はなき先代Modulo Drago NSX GT3の写真にサインを入れて頂いた。
道上選手にはGT鈴鹿本戦でサインを頂いているので、チームサイン完成。
Honda Team MOTUL
大会を盛り上げるためにホンダのテコ入れで誕生。バリバリGT500の山本尚貴選手、武藤英紀選手、中嶋大祐選手を擁し、監督は中野信治選手というドリームチーム。
中野監督も木曜日から姿を見せていた
武藤選手は姿を見なかったが、山本選手と中嶋選手にはサインを頂けた。
山本選手選手はファン感謝デー以降は全然お会い出来なかったので、これはチャンスとばかりにスーパーGTレイブリックNSX-GTと—
MUGEN SF14の写真にサインを入れて頂いた。
スーパーGTではテスト日でもバトン選手人気でピットの外には全く出てこなかった山本選手だったが、今回は木曜日ということもあってかのんびりとした雰囲気を醸し出していた。
中嶋選手にはスーパーGT・MOTUL MUGEN NSX-GTの写真にサインを入れて頂いた。
この日一番最後に頂いたのが中嶋選手だった。
CARGUY Racing NSX GT3
今季からスーパーGT300に参戦。鈴鹿10耐へも早々に参戦表明していた。
CARGUY Racingドライバー
左から横溝直輝選手、木村武史選手、ケイ・コッツォリーノ選手
ブランパンGTシリーズ・アジア第4戦富士では横溝選手と組んで優勝、GT第2戦では同チームからスポット左遷したケイ選手が10耐も加入。
GT300チャンピオン経験者・横溝選手にGT鈴鹿テストでのCARGUY ADA NSX GT3の写真にサインを入れて頂いた。