序盤の作戦ミスが痛かった KYBモリワキMOTUL RACING 鈴鹿8耐
8耐復帰2年目で「優勝」を意識しての参戦となったKYB MORIWAKI MOTUL RACING。
パーツメーカーであるモリワキの技術の粋を投入した「ホンダ CBR1000RR モリワキ改」は同じホンダ勢でもマシン進化の方向性が大きく異なっているようだ。タイヤもピレリ。
この独自性がモリワキの魅力でもある。スズキ勢に対するヨシムラの役割とは違う気がする。
『市販車ベース』というタテマエがあるスーパーバイク規定で「どこまでやっちゃってるの?」「どこまでやっちゃっていいの?」というミステリー性もある(笑)。
予選で7番手でTOP10予選進出。9番手グリッドを得るもスタート時のタイヤ選択ミスが響いてしまった感がある。
8位:KYB MORIWAKI MOTUL RACING
清成龍一選手/高橋裕紀選手にラタパーク・ウィライロー選手を加えた「本戦版」。
清成龍一選手/高橋裕紀選手/ダン・リンフット選手の「テスト版」。
モリワキのピット裏
合同テスト後の7月11日にKYBのスポンサードが決まりチーム名やマシンカラー、パーテーションに至るまで「KYB」のロゴが入った。
―なので合同テストの時とマシンカラーが異なっている。
高橋裕紀選手
ラタパーク選手が出走取り消した事で8時間を二人で走ることになった。
昨年はダン選手がいながらも結局は二人で走ったのだから、元々二人で勝負できるだけの力はあるのだ。
レース後半にセーフティーカーが入ったスティントでは高橋選手は連続1時間半も走ったそうだ。よく集中力を切らさずに走れたものだ。凄いな。
清成龍一選手
雨のスタートはもちろん清成選手。
だが、雨がすぐに止むものと予測しスリックタイヤを履く作戦に出たのだが大ハズレ。路面が乾き始める頃には首位争いグループに大きな差をつけられてしまったのは痛い。
一時は最下位近くまで落ちてしまうものの、ライダー交代するまでに44台抜いて15番手まで盛り返す。これはこれで凄い走りであり、現地観戦していた方は抜いて抜いて抜きまくる清成選手の走りが見られてさぞかし面白かったことだろう。
墨と筆で描いた龍の画を再現した清成選手のヘルメットはめっちゃカッコイイ。その画を再現できるアライ・ヘルメットの技術も素晴らしい。
ラタパーク・ウィライロー選手
ダン・リンフット選手が一週間前のBSBで負傷したため、急遽第三ライダーとして名前が登録されたラタパーク・ウィライロー選手。Moto2時代に中上選手のチームメイトだった。
本来は鈴鹿4耐に参戦しているAP Honda Racingの監督として鈴鹿入りするはずだった。8耐公式開催日の3日前にライダー指名された形だ。しかも選手としては引退しているのに…。
かなり強引な人事だ。ラタパーク選手にしても「おいおい、この段階で俺~ッ!?」って感じだろう。
金曜日午前のフリー走行では白ヘルメットに白いホンダのツナギで走っていた。
結局ライダー登録せず、予選からは走行していない。決勝スタート前にはチームシャツを着て姿を見せていた。
サインカードと2014年にTOHO Racing with MORIWAKIで8耐参戦した時の写真にサインを入れて頂いた。
現役時代の写真を出されて「Oh!」と嬉しそうに驚かれていた。
これで2014年TOHO Racing with MORIWAKIサイン3カード達成!








