コストパフォーマンス半端ないって じない町「タベルナ エスケーナ」&「珈琲豆の蔵 平蔵」 | CLUB24-にいよんー

コストパフォーマンス半端ないって じない町「タベルナ エスケーナ」&「珈琲豆の蔵 平蔵」

 イアリアン&スパニッシュバル「タベルナ エスキーナ」

 この店の形ができはじめたのは1年くらい前だっただろうか? 大阪・富田林にある重要伝統的建造物群保存地区❝じない町❞のはずれで長らく使われていなかった町屋が改装に入ったので「何ができるのだろう?」と気になっていた。

 

 改装が終わり「食べ物屋が入るらしい」とまでは分かったのだが、なかなか営業が開始されない。

 そして秋も深まった頃、いつの間にか営業が始まっていた。―のだが、オープンしている日が不定期。

 元々からあった『万里の春』(この地にあった蔵元)の看板は残したままで、店名看板が掲げられる。スペイン語っぽい綴りなのでハッキリ読めない。謎の多い店だった。

 そのうち営業日がミニ黒板で掲げられるようになった。食べ物屋にしては珍しく土日が休み! 

 なかなか行ける機会が無かった。

 

 先月、土曜日も店が開けられた日があったのだが、ドルフィンは鈴鹿に行ってしまっていた。その日に嫁はんが友人と行ったのだった。

 「一から作っているようで、美味しかった。苦手なニンニクも抜いてくれたので助かった」と感想を話してくれた。それを聞いて一層、行ってみたくなっていたのだった。

 

 そして昨日、土曜日も店を開けると黒板に書かれていたのを見て、遂にその時がやって来たのだった。

 店内は入り口で履物を脱いで上がるつくり。

 古い町屋の外観とは裏腹に店内はオシャレにそしてシックにまとまっていて、センスの良さを感じる。

 2人がけと4人がけのテーブル席、カウンター席は厨房向きと道側向き。奥には座敷席が2つもある。意外に店内は広かった。

 カウンターのテーブルを支える金具は町屋で屋根に使われていたものではないだろうか?

 ランチはA「パスタ、パン+ドリンク、クッキーorチュロス」 B「タパス3品+パスタ、パン」共に1,000円(!)だ。

 タパス(小皿料理)は7種類の中から選べる。単品でも300円、3品盛りで500円。

 パスタも5種類の中から選べる。単品では800~900円だが、どれを選んでも追加料金が無い。

 

メニュー

厨房の前には自家製シロップやハモン・セラーノが塊のまま置かれている

 

 嫁はんと二人で行ったのでタパスは7品の中から6種類を楽しむことができた。

 どれもワインが欲しくなるような味で、丁寧に作られているのが感じ取れる。

 

「大人鶏のテリーヌ」「ししゃものコンフィ」「合鴨のスモーク」

 テリーヌめっちゃウマ! これは好きな味だなぁ。

 ししゃもはコンフィ(油漬け)とひと手間(以上?)加えられていて、家で食べるものと違った風味。あたたかい。

 合鴨のスモークも自家製。噛み応えがあって口の中に香りが広がる。

 

「サンマのオイル煮」「ハモン・セラーノ(生ハム)」「くん製手羽先」

 サンマは生臭さは無く、味が凝縮している感じ。

 薄く削がれた生ハム。それでも厚い肉を食べているような深い味わい。ワイン飲みたくなるなぁ~っ。

 手羽先は最初はナイフで取り分け、最後は持ってしゃぶらせてもらった。

 

「パン」

 温かい状態で出されるパン。

 器はエスキーナのオリジナルで、この可愛いデザインは何種類もある。

 

「半熟玉子、モッツアレラ、ルッコラのトマトソース」

 モッツアレラがこんなに使われているなんて! 相性がいいルッコラとともに味を引き上げるトマトソース。

 途中で半熟玉子を崩すと味がまろやかに変化して一層美味しくなる。

 ソースはパンに付けて最後まで頂いた。 

 

「鱧の梅肉ペペロンチーノ」

 この夏、初ハモ。ハモが使われていて追加料金が発生しないなんて!

 ニンニクに負けないハモの深い味。たまりません。

 

 これだけ手の込んだ料理が税込み1,000円って、コストパフォーマンス半端ないって‼

 じない町散策にきてフラッと気軽に入れる価格なのがとても良い。大阪・朝日放送の『ビーバップハイヒール』のコーナー「適正価格ハウマッチ」に出たら絶対勝てる。

 

 また休日に開いていたら来たい。こんな店が比較的近くにできて嬉しいなぁ。

 

 ご主人が自転車好きのようで、店内には自転車の本や写真が飾られていて、店の外にも仮設駐輪場が作られていた。

 さらにはケータリングカーまで。

 調べてみると関西のサイクリストの内ではなかり有名な店のようで、自転車関連の競技やイベントのみならずグルメイベントにも関東の方までケータリングカーで出張している様子。なのでじない町の店も不定期オープンになっているらしい。

 じない町に来るまではグルメ超激戦区の大阪・福島で営業されていたようだ。そんなみせがじない町に!? さらに驚いたドルフィンだった。

 

 

 お腹いっぱいになったので、のどを潤しに「珈琲豆の蔵 平蔵」さんに向かった。

 夏らしく中庭には日除けスクリーンが張られていて、夏の風を感じつつ珈琲を頂いた。

 この夏初の「きまぐれアイスコーヒー」。

 ストローで上がってきたコーヒーが口にやってくると香りが鼻に抜けて心地よい。

 カランカランと氷がたてる音も夏らしい。

 


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