「太陽の塔」内部見学に行って来たよ 芸術は爆発だ 前編
「太陽の塔」内部見学に行って来ました~。
両親、叔父叔母と家族総出で一泊旅行で出掛けた「大阪万博」。幼いながらも断片的に記憶が来乗っています。
長い事並んでようやく入ったアメリカ館で「月の石」を見た事。その時、人ごみの中で月の石を見られるようにと、知らない外国人のおじさんが小さな私を持ち上げてくれました。
見たかったロボット館はスルーされてしまった事。
松下館でタイムカプセルを見た事。日本庭園が綺麗だった事。
ソビエト館で長細いロケットを見た事。
動く歩道で会場を見渡した事。
開場にあった「原子時計」の響きがチョット怖かったが覗き込んだ事。
2日目の朝、入場待ちの時に迷子になりかけた事。
そして太陽の塔に入って、真っ赤な内部に驚いた事。❝腕❞から外に出たらもう夜だった事…。
太陽の塔の内部に入るのはその時以来。年齢モロバレ💦
一般公開に向けて改修工事をする前の「特別公開」は、毎日ハガキを送ったのにも関わらずハズレてしまいました。
「内部見学」に向けて、ネットで色々と調べました。色々な方のページがとても参考になったので、ドルフィンも見て下さる方の参考になればと、見学の順を追って掲載します。
「内部見学」はインターネットでのみ予約制で受け付けられています。
どうしてもネット環境が無い方は電話もOKらしいです。
ドルフィンは今年1月末に予約を入れました。1人だったらもっと早く空きがありましたが❝2人で休日が取れる平日❞となると5月になってしまったのです。
予約を入れると「太陽の塔予約システム」から
『この度は、太陽の塔、内部観覧にご予約を頂き誠にありがとうございます。
本メールをお読み頂き、ご返信を頂くようお願いいたします。(必須)
1月中にご予約のお申込みをくださいました皆様へ、運営事務局より、ご来館にあたりお電話にて、補足のご説明を順次させていただいております。
お電話をさせていただくため、本メールにご返信にて、
1. お電話番号
2. ご希望の通話時間帯(任意)をお教えください。』
既に登録しているのに教えろとはどういう事だ? 大勢いる予約者一件一件に電話説明するのか? と不審なメールが届きました。
怖かったのでスルーしましたが、当日は何も問題はありませんでした。
複雑な千里ジャンクションを通るのが嫌で、公共交通機関を使用して万博公園まで。モノレールで「万博公園駅」で下車。
ららぽーとで昼食を取った後に万博公園に向かいます。
ネット予約すると「発券用QRコード」が掲載さているURLがメール返信されます。
この「QRコード」をスマホかプリントアウトして持って行かなければなりません。
万博公園入場チケット売り場横に「太陽の塔 専用発券所」があり、ここでQRコードを提示して発券してもらう―はずだったのですが、平日だったせいか「直接太陽の塔に行って下さい」との事だった。
もしかしたら土日のように公園入場者が多い時に使用されているのかも。
万博公園に入場すると太陽の塔が正面に見えます。
ここには❝撮影台❞がありカメラやスマホを置いて自動シャッターで撮影できるようになってします。
2~3台の撮影台がありましたが、どうせなら高さや角度を変えて欲しかったな。
数年前に入手した「コップのフチの太陽の塔」。太陽の塔に行く時は絶対に持って行って一緒に写真を撮ろうとず~っと思っていました。
モノレール駅に一番近いショップにもガチャガチャありました…。
太陽の塔の背後から向かって右側に入館口があります。
どれだけ大行列しているのかと思いきや、全く人が並んでいません。
それは予約の❝1コマ❞が16人くらいに設定されているためだと分かりました。建築基準法にのっとって16人を1組としてグループで内部を移動します。
いよいよ…いよいよこの時が来ました。内部に入ります。
胸が高鳴ります。
「万博公園」入園料とは別に「太陽の塔」入館料がかかります。
QRコードを提示し、登録電話番号末尾4ケタと名前を伝えて本人確認をします。
入館チケットの柄は2種類以上はあるみたい。
チケットの裏には万博当時を思い起こさせるスタンプが押されていて感激。当時もスタンプ集めたなぁ。
ネットで調べても内部写真を掲載している方がいなかたので「もしや」と思って万博公園のHPをよく読んでみると「内部は撮影禁止」なのでした。
それまで撮って撮って撮りまくるゾ~ッと思っていましたが、事前に知っておいて良かったです。
撮影禁止なのでパンフレットとTV放送された内部改修を追ったドキュメント番組『蘇る太陽の塔』を画面撮影したもので紹介します。
『蘇る太陽の塔』はとても参考になり、かつ、見学に向けてテンションが高まりました。
また、関西系番組『ビーバップハイヒール』でも直前に「太陽の塔」がテーマになりタイムリーでした。
受付横にグッズショップがありますが、園内外にあるショップと置いてあるものは同じなので、混んでいた場合はスルーしても大丈夫。
トイレはここが最後になるので必ず行っておいた方が良いでしょう。
受付からフロアに向かう通路の壁には岡本太郎さんのスケッチ画がいくつか展示されています。
通路の窓からは太陽の塔の正面真下から見上げることができます。
入館すると地下フロアに「地底の太陽」があります。
プロジェクションマッピングの映像が流れていて、ここでしばらく見ていることも可能。
番組によると「地底の太陽」はオリジナルが行方不明のために、デザイン画や当時の写真等を元に何段階かのスケール造形を経て再現されたそうです。
「生命の樹」がある塔内部に移動する際に❝16人一組❞になります。
いくつかの見学フロアに分かれていて、係の方が説明してくれます。フロア内では自由に見学できます。時間が来たら16人全員で移動します。
昔はエスカレーターでしたが、現在は重量を軽減するために階段になってします。なので足の不自由な方は難しいかも。何か対応があるかもしれません。
昔のように一面真っ赤な世界が広がります。
岡本太郎さんの芸術が爆発しています。躍動しています。言葉が出ません。
見上げて見上げて首が痛くなるくらい見上げました。
最初の「原生生物」のべんもう虫の中には万博当時のオリジナルもいくつか残されているそうです。
教えて頂いてオリジナルを見ると劣化して色褪せているのはもちろんですが、造形的にも異なっていることが分かります。言うなら「初代ウルトラマンの放送当時と後から作られたものの❝目❞の違い」みたいな感じにオリジナルは❝ゴツゴツ感❞がありました。
このように、オリジナルで使用できるものは残していたり、一部改修したり、完全に作り直されたりしています。
根幹になっている「生命の樹」自体は完全オリジナルで色もそのままなのだそうです。
階段の❝踊り場❞が見学フロアを兼ねていて、上がってはそこで説明されて見学するという形になっています。
エレベーターを階段にしたことで構造上「生命の樹」の❝枝❞が階段に食い込んでいる部分があります(↑写真右上)。
その上を通ると枝は階段内部で止まっていて上には貫かれていませんでした(笑)。
展示されているものは芸術品なので触れることはできませんが、上層に行くとある部分で造形物の影と自分の影を重ねて「タッチ」できる部分があるのを発見しました。探してみて下さい。
当時、動いていた生物たちはギミックのメカを内側に残しつつも動くことはありません。
最上部で当時の出口だった❝腕❞の部分を見る事ができます。
ここで最後です。名残惜しいように下を見下ろすと、生命の樹は最初のフロアよりもさらに下から❝生えている❞事が分かります。結構な高さがあるのでチョット怖かったです。
降りるときは別の内部階段になります。万博開催に向けて建設中の太陽の塔の写真や資料が階段の壁に展示されています。ここは自由に降りて行けます。
原生生物がある最初のフロアの横に出て、グッズショップに導かれるようになっています(笑)。
素晴らしい世界でした。
懐かしさや憧れや期待が混ざった複雑な気持ちでいっぱいになりました。

















