火曜日発売F1マシンコレクション32号 ターボで初優勝したルノーRS10 | CLUB24-にいよんー

火曜日発売F1マシンコレクション32号 ターボで初優勝したルノーRS10

 火曜日に発売されたF1マシンコレクション32号「ルノーRS10」をようやく予約していた書店に取りに行けた。

 

 ルノーRS10は1979年のマシン。夢中になってレース誌を読み漁っていた頃のウイングカーだ。

 Gr.5やGr.6で成功を納めたルノーが1977年のF1グランプリに初めてターボエンジンを持ち込んだ。

 最初はトラブルでマトモに走れなかった。『赤いペガサス』イタリアGPでもSVEのペペ・ラセールの前でエンジンブローを起こしている。

 2年目になりターボが有利な高地の南アフリカGPキャラミサーキットで初ポールポジションを獲得して次第に成績を上げていったのが印象深い。

 ルノーのF1参戦開始と共にドライバーはジャン-ピエール・ジャブィーユ選手。

 そう言えば、当時はジャン-ピエール・ジャリエという選手もいて、外国人名は難しいのでちょっと紛らわしかった。

 

 ジャン-ピエールと言えば…

 

 

 ルノーRS10の実車写真が無いので、2代後のRS30の写真を。

 現在は閉館している御殿場レーシングパレスで撮影。

 

 '79年の地元フランスGPでF1史上初のターボエンジン車による優勝を遂げた。以降F1はターボエンジン時代を迎えることになった。

 F1マシンコレクションの1/43ミニカーのルノーRS10。廉価版発売が無ければ入手する機会が無かったマシンの1台だ。

 写真では真っ白に見えてしまうサイドポンツーン上面には排気用スリットが造形されている。墨入れされていないので写真では白く❝飛んで❞しまっている。

 マシン底面はウイングカー構造に造られている。サイドポンツーン側面下の縞々に塗られている部分は「スカート」。

 リアウイングの翼端板や下横板は❝分厚く❞作られているが、これは実車もこのような❝分厚い❞作りだった。当時から「何でこんなに分厚いのだろう? 重くなったり空気抵抗悪くなったりしないのかな?」と思っていた。

 ターボエンジンとエキパイは銀に塗られ、エキパイの❝口❞は墨入れされて❝筒❞になっているように見える。

 

 今回のミニカーはデッサンが狂った絵のように、どことなく歪んでいるような造形だった。

 

 


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