昨日発売 バトン選手チャンピオン獲得のブラウンBGP001 F1マシンコレクション1/43
昨日発売されたディアゴスティーニの「F1マシンコレクション Vol.23」。特集と1/43ミニカーはジェンソン・バトン選手が世界チャンピオンを獲得したブラウンBGP001/メルセデス。
2009年のマシンだが、この年は大きなレギュレーション変更があった。マシンへの付加パーツ規制やエネルギー回生システムKERSの採用だ。
その中で突然撤退したホンダ後を受けてチーム再編成した❝新興チーム❞ブラウンGPのバトン選手が開幕戦優勝し「新興チームの開幕戦優勝は'77年のウルフ以来」と騒がれた。
しかもその後も開幕から7戦中6勝するという驚異的な強さを見せつけてシーズン前半をライバルに圧倒的な差をつけてリードした。
後半戦になって他チームのマシンが熟成すると優勝はおろか表彰台すら難しくなってしまった。
ところがGP毎に優勝者が変わるほどの激戦に助けられて前半のリードを保って、バトン選手はワールドチャンピオンに輝いたのだった。
スーパーGT鈴鹿1000㌔に参戦した時のバトン選手
鈴鹿1000㌔タイヤテストで頂いたバトン選手のサイン
2009年の日本GPは、2回の富士スピードウェイ開催の失敗で再び鈴鹿サーキットに帰って来た。
確かこの年から木曜日にピットウォークとドライバーサイン会が行われるようになったのではなかっただろうか。
ドルフィンは友人からチケットを借りて木曜日のピットウォークのみ観に行った。
―なので、組み上がったブラウンBGP001は見ていない。
初めてのF1ピットウォークでドキドキワクワク。
ピットウォークでのブラウンGPバトン選手のピット
翌年から金曜日券が発売されるようになったので、金曜日のみ観戦に行くようになった。
だが、木曜日は休めないので、F1ピットウォーク体験はこの1回のみ。
ブラウンBGP001のミニチャンプス❝通常品❞1/43ミニカーはボディが真っ白けで全然スポンサーが付いていなくて寂しいものだった。
バトン選手は好きだが、安売りされても購入に踏み切れなかったのはこの寂しさが拭いきれなかったから。
だが「F1マシンコレクション」のミニカーは❝廉価版❞とはいえ、スポンサーロゴや付加パーツが取り付けられているので❝通常品❞とは印象が全く異なって見栄えが良い。
ミニチャンプス・JBコレクションの1/43ミニカー 2009日本GPのブースで
サイドポンツーン前方に付いている付加パーツは各々独立して取り付けられていて、黒のバージボードなど縦に湾曲した造形になっているから凄い。
後にF1チームを持つバージン航空とかもスポンサーに付いていたんだなぁとしみじみ感じるのだった。
廉価版でもここまでやってくれたら買った甲斐がある。
来季、バトン選手がスーパーGTのレギュラードライバーになったら、このミニカーにサインを頂けるだろうか? やっぱりガード固いかな?