波瀾に満ちたモリワキ・レーシングの鈴鹿8耐2017
MORIWAKI MOTUL RACINGは鈴鹿8耐に向けて他のホンダ系チームと異なり独自にCBRをモディファイ。その名も「CBR1000RRモリワキ改」。
9年ぶりに復帰する鈴鹿8耐に挑んだ。
テスト日に頂いたモリワキ・レーシング サイン寄せ書き
トライアウトからの出発で、2戦トライアウトに失敗。最後の鈴鹿サンデーロードレースで辛くも突破して本戦進出となった。
メインステージでのトークショー
土曜日の一番最初に行われたのがメインステージでのモリワキ・トークショー。
貴公子っぽい高橋選手のイラスト・ボード
スタートライダーは❝もちろん❞清成選手。7番手スタートからジャンプアップが期待されたが、今年は逆に順位を大きく落としてしまった。
雨がパラつき不安定なコース状況になると清成選手がガンガン追い上げて5番手まで這い上がる。
高橋選手へのライダー交代とセーフティーカーのコースインが重なってしまいピットロード出口で止められて11番手まで落ちてしまう。
高橋選手が追い上げて7番手まで上がって、再び清成選手にチェンジ。
8秒台のタイムを出して走行していた清成選手が転倒。マシンをピットに戻して修復するも55番手と大きく後退。
三度追い上げて27位でフィニッシュ。
今年の鈴鹿8耐は上がり下がりが大きな波乱に満ちた挑戦だった。
高橋裕紀選手
予選8番手からTOP10トライアルで高橋選手のタイムで7番手スタートへポジションアップ。エースの意地を見せた。
決勝ではピットレーン出口が赤信号となりコースインを止められるフラストレーションが溜まる状態から気持ちを切り替えて追い上げ続け、27位でチェッカーを受けた。
金曜日にテスト日の写真に高橋選手のサインを入れて頂いた。
清成龍一選手
昨年チーム・カガヤマからスポット参戦した最終戦から今年の第2戦まで3連続転倒に続いて今回も転倒してしまった清成選手。かなり厳しい立場に立たされてしまったのではないだろうか。来期の契約にも響きそうだ。
決勝で転倒したものの「自分のミスは自分で取り戻す」と、交代せずに走行を続行。8耐4度優勝した実力と意地を随所で発揮。拮抗する状況でも巧みに順位を上げて行った。
金曜日にテスト日の写真に清成選手のサインを入れて頂いた。
ダン・リンフット選手
英スーパーバイク選手権に参戦するダン選手を招聘したものの、決勝では走らず終い。ちょっともったいない気がするのだが…。
激戦と言われるBSBライダーの決勝での活躍を見たかった。
土曜日にダン選手にテスト日の写真にサインを入れて頂いた。
これでモリワキ・レーシングのサイン3カード達成!
モリワキのホスピタリティ&ポーター
ホスピタリティ出入口近くにはスーツが乾かされていた
モリワキのピットに展示されていたデザイナーとコラボしたバイク
来年は優勝争いをするモリワキ・レーシングを見たい。