波瀾に満ちたモリワキ・レーシングの鈴鹿8耐2017 | CLUB24-にいよんー

波瀾に満ちたモリワキ・レーシングの鈴鹿8耐2017

 MORIWAKI MOTUL RACINGは鈴鹿8耐に向けて他のホンダ系チームと異なり独自にCBRをモディファイ。その名も「CBR1000RRモリワキ改」

 9年ぶりに復帰する鈴鹿8耐に挑んだ。

 

テスト日に頂いたモリワキ・レーシング サイン寄せ書き

 トライアウトからの出発で、2戦トライアウトに失敗。最後の鈴鹿サンデーロードレースで辛くも突破して本戦進出となった。

 

メインステージでのトークショー

 土曜日の一番最初に行われたのがメインステージでのモリワキ・トークショー。

 

貴公子っぽい高橋選手のイラスト・ボード

 スタートライダーは❝もちろん❞清成選手。7番手スタートからジャンプアップが期待されたが、今年は逆に順位を大きく落としてしまった。

 雨がパラつき不安定なコース状況になると清成選手がガンガン追い上げて5番手まで這い上がる。

 高橋選手へのライダー交代とセーフティーカーのコースインが重なってしまいピットロード出口で止められて11番手まで落ちてしまう。

 高橋選手が追い上げて7番手まで上がって、再び清成選手にチェンジ。

 8秒台のタイムを出して走行していた清成選手が転倒。マシンをピットに戻して修復するも55番手と大きく後退。

 三度追い上げて27位でフィニッシュ。

 今年の鈴鹿8耐は上がり下がりが大きな波乱に満ちた挑戦だった。

 

高橋裕紀選手

 予選8番手からTOP10トライアルで高橋選手のタイムで7番手スタートへポジションアップ。エースの意地を見せた。

 決勝ではピットレーン出口が赤信号となりコースインを止められるフラストレーションが溜まる状態から気持ちを切り替えて追い上げ続け、27位でチェッカーを受けた。

 金曜日にテスト日の写真に高橋選手のサインを入れて頂いた。

 

清成龍一選手

 昨年チーム・カガヤマからスポット参戦した最終戦から今年の第2戦まで3連続転倒に続いて今回も転倒してしまった清成選手。かなり厳しい立場に立たされてしまったのではないだろうか。来期の契約にも響きそうだ。

 

 決勝で転倒したものの「自分のミスは自分で取り戻す」と、交代せずに走行を続行。8耐4度優勝した実力と意地を随所で発揮。拮抗する状況でも巧みに順位を上げて行った。

 金曜日にテスト日の写真に清成選手のサインを入れて頂いた。

 

ダン・リンフット選手

 英スーパーバイク選手権に参戦するダン選手を招聘したものの、決勝では走らず終い。ちょっともったいない気がするのだが…。

 激戦と言われるBSBライダーの決勝での活躍を見たかった。

 土曜日にダン選手にテスト日の写真にサインを入れて頂いた。

 これでモリワキ・レーシングのサイン3カード達成!

 

モリワキのホスピタリティ&ポーター

 

ホスピタリティ出入口近くにはスーツが乾かされていた

 

モリワキのピットに展示されていたデザイナーとコラボしたバイク

 

 来年は優勝争いをするモリワキ・レーシングを見たい。

 


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