もう一つの決勝・鈴鹿4時間耐久オートバイレース 「前編」
鈴鹿8時間耐久オートバイレースの土曜日に行われるもう一つの決勝レースが鈴鹿4時間耐久オートバイレースだ。
’80年代までは「ノービスクラスの祭典」と言われていたが、現在の参加資格はよく分かっていない。
バイクブームの頃から漫画で描かれるのは8耐より4耐の方が多い。より読者に近い存在だからかもしれない。プロ野球漫画と高校野球漫画のような関係にも似ている。
高校野球漫画で大人気『タッチ』のあだち充先生が4耐漫画を描いたら―水着女子と雑観だけで4時間終わってしまいそうだ。「ムフ♡」
『750ライダー』の石井いさみ先生か『あいつとララバイ』の楠みちはる先生が描いたなら…ノーヘルでレース参戦か?…いかん、いかん。
それならいっその事メカ描写も人物も両立している『彼女のカレラ』の麻宮騎亜先生に4耐漫画を描いてもらいたい。シャワーシーン多そうだ。
KOODホンダCBR600RR
鈴鹿4耐には津田拓也選手もサポートしている大阪・地元企業のKOOD (クード)さんも参戦しているので応援していた。
46位で完走。
春の大阪モーターサイクルショーの時は、4耐マシンにまたがらせて頂いた。
痛バイクにも目が行ってしまう。注目効果はバツグンだ。
モトショップカワグチ & YSS with DMCカワサキZX-6R
優勝はYamaha Thailand Racing Team/ヤマハYZF-R6。
タイチームの優勝は初めてなのだそうだ。近年はバイク熱が高くなっているアジア系ライダーが強さをみせている。
近い将来、MotoGPやMoto2で日本人ライダーが保持していたシートも奪われかねない勢いだ。
4耐を走るライダーやチームは❝うとい❞ので、事前情報があるチームを中心にヘアピンで練習走行を撮影。
昔は予選結果順に決勝ゼッケンが与えられていたので、有力チームが分かったが、今は予選ゼッケンをそのまま使用するようだ。
姉弟でペアを組んでいるSATORACINGwithクシタニ西宮/ヤマハYZF-R6。
転倒があったらしいが45位完走。
中山愛理選手
色々な方のバイクブログで推しがあったのでチェックしていたのだ。
後からになってしまったが
第一ライダーの弟・中山耀介選手
ブログ『へなちょこライダー(♀)のサーキット日記』を書いている中谷真季選手も4耐参戦するというので撮影。
23位完走。
中谷真季選手/moto-girlsとKDCとJ12kings 飛來神/ホンダCBR600RR
後からになってしまったが、第一ライダーの
鈴木健太郎選手
全日本ロードに参戦しているトーホー・レーシングも参戦していた。ライダーはかなりハイ年齢。4耐は結構ハイ年齢ライダーが多い。
32位完走。
TOHO Racing Club/福間勇二選手・野近幸紀選手組
反対に4耐最年少ライダーが15歳(!)横山尚太選手#8。
10位完走。
ガレージL8&KT.PLUS 仙台/ヤマハYZF-R6
15歳の少年が600ccのバイクで炎天下2時間もでバトルするって凄いなー。
どこまで昇り詰めるのだろうか? でも、まだ若いから色々な可能性を求めてもいいのではないかと…。
3位のチーム能塚 & Manual-Tech Kawasakiは17歳コンビ。バリ伝か!?
「後編」は最注目のあのペアを単独掲載。