レオン激走!終わってみれば2位 カワサキ・チーム・グリーン 鈴鹿8耐
第40回鈴鹿8時間耐久オートバイレースのスタートを制し、トップで1コーナー進入を決めたのはカワサキ・チーム・グリーンのレオン・ハスラム選手。来年の鈴鹿8耐の宣材写真にはトップを走るカワサキのマシンが使用されるのだ。
スプリントレースのようなハルクプロ・高橋選手、ヤマハファクトリー・中須賀選手とのバトル。次第に2台との差ができたが、かといってそれ以上離される事もなく3番手ポジションをキープ。
タイヤ交換やセーフティーカーのコースインもあって一時は6番手くらいまで順位を落としていて「今年は表彰台も無理かな?」と思っていたが、終わってみれば首位ヤマハファクトリーと唯一台の同一周回となる2位表彰台を獲得した。
イケメン一馬選手と「優勝カップよこしやがれ!」と言いたげなレオン選手(背景にロケット打ちあがり)がイイ感じ
今年もトークショーは❝時間割表❞を作って できるだけ多く見ようと臨んだ。
鈴鹿への出発前夜・木曜日の夜までにタイムスケジュールを出しているメーカーが少なく、金曜日に現地で時間を確認。夜、ホテルで時間割表を完成させたのだった。
BSブースでのトークショー
カワサキ・チーム・グリーンの土曜日トークソーは3回。メインステージ、ブリヂストン・ブース、最後にカワサキ・チーム・グリーンブース。
レーシングシアター横の❝丘の上❞にあるカワサキ・ブースまでは追いかけられなかった~。あそこチョット離れすぎ。
メインステージでのトークショー
生真面目なのか緊張しているのか、トークショーではあまり笑顔を見せていなかったアズラン選手。さすがに表彰式ではいい笑顔見せていた。
ピットウォークでのカワサキ・チーム・グリーン
渡辺一馬選手
長年チームグリーンの大黒柱だった柳川明選手が8耐は他チームとなり、その大役を担うことになった。そして見事やり遂げた。
決勝の中盤~終盤にかけてTSRホンダとの2番手争いは、ヤマハファクトリーがトップ抜け出てしまっていたのでレースを面白くしてくれた。
2番手を争ったTSRホンダとは❝今季の❞WEC開幕戦を走ったチーム。感慨深いものがあっただろう。
この写真(↓)は大伸ばしに耐えられるほどバッチリピントが合っていたので「この写真にサイン頂かない訳にはいかない」と、金曜日に合同テストでの写真に渡辺一馬選手のサインを頂いた。
レオン・ハスラム選手
予選、TOP10トライアル、決勝を通して❝速さ❞をアピールした。本当に速い選手なんだなぁ。
終盤、TSRホンダとの2番手争いでは2スティント連続走行。その甲斐あって首位と同一周回をキープした2位表彰台に繋がった。ワイン・ガードナー選手初優勝の時を思い出した。
脱水症状で記者会見に出られなかったらしい
TOP10トライアルを終えて帰って来るレオン選手
TOP10トライアルで予選順位を1つ上げての3番手スタート。
ル・マン式スタートでは好ダッシュでトップで1コーナーに向かった。
完全無敵のヤマハファクトリーに勝つためにはレオン・ハスラム選手に加え、WSBの2人を組ませるワールド・ドリーム・チームを結成するしかない! 来年はジャパン・チームと2台体制だ!
朝、レオン選手と遭遇!
❝スイッチ・オフ❞のレオン選手は子供のような表情だ。
合同テストの写真にサインを入れて頂いた。
本戦、合同テストにはパパ、ロン・ハスラム氏は来られていなかった様子。会えることを楽しみに写真持って行っていたのにな。
アズラン・シャー・カマルザマン選手
6月に入って決定したチーム・グリーンの第3ライダー、アズラン選手。
アジアロードレース鈴鹿戦で右手を負傷した影響もあってか、決勝での走行は無かった。
レース後の記者会見では「来年もう一度チャンスをもらえるなら、ぜひ決勝レースを走りたい」と意欲を見せている。
金曜日の夜間練習走行ではロングラン。夜間走行トップタイムを出す。
右手の負傷が完治したらアジアロードレースでトップ獲ってもらいたい。
なかなか笑顔見せないなぁ~
土曜日にアズラン選手に合同テストでの写真にサインを入れて頂いた。
カワサキ・チーム・グリーンのホスピタリティ
3選手のツナギが並べて乾かされている
干す時も並べて綺麗に見せている。
レオン選手はライダー名を片仮名書きした従来のもの。アズラン選手はARRCで使用しているゼッケン「25」が入ったネームで新調され「チーム・グリーン」ロゴの緑もまだ若々しい。
ナイトピットウォークでのカワサキのお姉さんたち