鈴鹿8耐観戦-土曜日編 レジェンド登場 祭りの盛り上がりと終焉 | CLUB24-にいよんー

鈴鹿8耐観戦-土曜日編 レジェンド登場 祭りの盛り上がりと終焉

 鈴鹿8時間耐久オートバイレースTOP10トライアル4時間耐久オートバイレース決勝が行われる朝が来た。

 この日も朝から怪しい雲が一面に広がっていた。

 

 土曜日は鈴鹿近くで宿が取れず、四日市まで行かねばらなかった。ゆっくり寝てればいいものを「あッ! 起きなきゃ!」と慌てて目を覚ましたらまだ午前3時だった。完全に❝寝ぼけて❞いた。そこから寝られず、連日睡眠不足のまま鈴鹿へ向かったのだった。

 鈴鹿の駐車場はメインゲートに近い場所から洗面所横の広場まで2輪前売りエリア。駐車場入り口から奥が2輪の当日自由エリア。4輪は一番奥になる。

 近い場所に停めるためには駐車場代でもかなり出費しなくてはならないとはエグイ商売を始めたものだ。

 朝のうちはまだ駐車場もガラガラだが、道は混み始めている。天気が怪しいのでみんな自動車にしているのだろうか?

多少の❝美化❞はあるものの特徴を捉えたライダーのイラストパネル

 

 さすがに土曜日。ゲートオープンには昨日までのガラ空き状態が嘘のように多くのお客さんがサーキットゲートを目指して進んでいく。それでもなーんか例年よりも少ないような??

 園内は前日には無かった装飾も増えてお祭り雰囲気が格段に向上

 

 午前9時スタートの4時間耐久だったが、直前の降雨によって30分❝削られ❞9時半から3時間30分耐久としてスタートした。

 毎年、4耐スタートやTOP10トライアルの観戦場所にしていた第一コーナー寄りの席が❝指定エリア❞になっていた! そんなお客さんいないのに、ここまで指定エリアにしなくてもいいものを~ッ‼

 4耐はイベントブースのモニター観戦になった。

 4耐レース時間はGPスクエアのメーカー各所のイベントブースで主力チームのトークショーが花盛り。なかなか4耐のレースが追えない。

 ラスト30分になってトップが逆転しそうな気配を見せ白熱していた。

 そして逆転。

 優勝は#99 Yamaha Thailand Racing Team。初めてタイのチームが優勝したらしい。

 ホンダはチームアジアとして8耐、そしてMoto2への道のりがあるが、ヤマハはあるのかな?

 土曜日から交通教育センターで「BASE8耐」と今年から「8フェス」が開催された。

 コレよコレ。トークショーの嵐とともに鈴鹿8耐のお祭りムードを盛り上げるのがBASE8耐なのよ。この高揚感、お祭りムードを味わてしまうともう逃れられない

 

 8フェスは有料かと思っていたら、ステージ前エリアのみらしい。

 朝一番の組は天候不順もあってお客さんがまばらで可哀そう。

 BASE8耐でやろうと思っていた事があった。くまモンキーを使った「ファーストバイク体験」だ。

 ドルフィンは中免を持っているが、一昨年のBASE8耐の中型NEWモデル試乗会に参加して25年ぶりに中型バイクを運転。ところが全然運転できなくなっていて愕然した。本当にショックだった。

 「これはもう50ccから出直さなくてはならない」と「免許持ってますが30年ぶりなんです」と特別にファーストバイク体験に参加させてもらった。

 いざ始まろうとした時に雨足が強くなり走れる時間が短くなってしまった。

 

 昔、初めて50ccのスポーツバイクに乗った時は自然にクラッチ操作できていたのになぁ。

 トークショーが始まる時間にはGPスクエアに戻って楽しんだ。

 この頃には雨雲はどこへやら。これぞ夏の日差しというキツイ太陽の光が肌を焼く。

 各ブースを走り回るので汗が噴き出る。ケニーさんが来られるのでテック21スタッフシャツを着て行ったのでそれが一層暑い。飲んでは流れ出、飲んでは流れ出の連続。

 

 昨年はニッキー・ヘイデン選手の誕生日だったので各ブースにヘイデン選手が行く度に誕生祝いをやって楽しかったなぁ(涙)。

 

 BASE8耐最大のお楽しみは「FMX"SPLASH"パフォーマンス」

 レッドブルXファイターズを観戦してFMXが好きになってしまった。

 

 隣の8フェスの音楽に干渉しないように多少開始時間がズラされる。

 開始時には多くのお客さんが会場に集まった。

 撮影したかったので❝びしょ濡れエリア❞を避ける。

 お馴染みワダポリス氏の司会と、チアリーダーのお姉さんに盛り上げられてバイクが宙を舞う。

 例年よりも時間が短かったような…。

 

 8耐フリー走行が終わり、いよいよスターティンググリッド上位10番を決めるTOP10トライアルが始まる。スタンドやコーナーにはお客さんが多く詰めかける。

 ドルフィンは場内アナウンスが聞きやすい最終コーナースタンドで観戦することにした。

 予選10番手~6番手のライダーが1台ずつ出走。

 場内アナウンスのピエール北川さんがタイムを読み上げる度にサーキット全体が熱を帯びてくるのが体で感じられた

 トークショーで中須賀選手が「過去2年は最後に走りましたが、今年はアレックス選手が最後。先に自由に走らせてもらいます」と話していた。

 一昨年にポル・エスパルガロ選手が出した2分6秒フラットを破るのが目標。

 セクター1、2ではマイナス表示で夢の5秒台突入も可能なほどに。

 ゴールラインを通過。2分06秒038。惜しい!

 上位5チームも2巡目。

 ヨシムラの津田選手がセクター1を中須賀選手よりも速いタイムで通過。サーキットが沸く。

 セクター2もマイナス表示。ポールか? 5秒台か?

 セクター3が伸びず2分06秒282で2番手タイム。ヤマハファクトリーのポール・ポジションが決定した。

 最後に出走したヤマハファクトリーのアレックス選手は津田選手よりも速かったが中須賀選手には届かず❝中須賀選手がポールを決定❞したことになった。

 

 トップ10トライアル面白いなぁ。

 

 トップ10トライアルが終わってもGPスクエアはまだまだアツイ。

 レジェンドライダーのステージが続く。

 午前中に行われた神様・ケニー・ロバーツ氏のトークショー(トップ写真)ではケニー氏はテック21スタッフシャツを着て登壇

 な、なんと! 麦わら帽にサングラス、テック21シャツーという服装はドルフィンと同じではないか‼ この服装で2ショット写真が撮りたかった~ッ!

 ケニー、歳とっても太ってもカッコイイなぁ。

 スズキブースではケビン・シュワンツ氏との撮影会。朝、先着20名に整理券が配られたのだが、ドルフィンはテック21シャツを着ていたので走らなかった。

 続いてメインステージでトークショーを行った。

 ここは一旦さらりと流して詳しくは後日。

 

 鈴鹿8耐第一回優勝者のウェス・クーリー選手とグレーム・クロスビー選手とヨシムラの吉村不二雄社長、辻本聡アドバイザーのトークショーが行われた。

 

 今回は明るいうちから前夜祭。

 サーキットイベントが終わってもスタンドへの入り口は解放されず、指定券の無いお客さんはスタンドの一番最終コーナー寄りからの入場。ここまでギッチギチにチケット優劣で絞め込むかぁ!?

 だが、入場してしまえば、スタンド内で移動は可能だった。それなら入場口を区分けしなくてもいいんじゃないの?

 

 一人観戦の良さで、後から入場しても前の方に空いている席を見つけてそこに座ることができた。

 

YAMAHA TECH21 FZR750 × KING KENNY

 ~1985年の衝撃~

あ! ケニーさんがこっち向いてくれた(ように見えた)!

 

 当時のようなTECH21のツナギを仕立てての登場。イベント企画のホンダorチームのヤマハどちらがツナギを作っているのかな?

 ’85年の8耐でヤマハYZF750がストップした6時58分に合わせて、ケニーさんが続きを走るというもの。

 走行前にトークが行われたのだが「早く走らせて」とのコメントも。

 

 東コースを3周してチェッカーが振られたが、さらに もう一周多く走ってくれた。サービスもあるのだろうが、ケニーさん自身が好きなのだ。

 日が暮れると「バイクであいたいパレード」「世界が鈴鹿にやって来た!MotoGP×Moto2ライダートークショー」「レジェンド・ヨシムラ ナイトデモンストレーション」が行われヨシムラ・カラーの赤い花火が打ちあがった。

 

 昔は前夜祭なんて無かったもんなぁ。

 そしてほとんどキャンギャル撮影会と化したナイトピットウォーク

 8耐マンも登場デス。

 

 決勝日を残してドルフィンの鈴鹿8耐・お祭りは終わった。

 楽しみにしていただけにあっという間の2日間だった。本当に楽しく、ラッキーが続いた2日間だった。

 

 40回大会という事もあるが、会社の部署でメンバー移動があって来年は休みが上手く取れるか分からないので今年はテストからできるだけ多く観戦に来た。

 また来年も来られるかな? 来られるといいな。

 


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