40回目の挑戦・2輪界のフェラーリ、ヨシムラ・スズキ 鈴鹿8耐テスト
第1回 鈴鹿8時間耐久オートバイレースから欠かさず参戦しているヨシムラ・スズキ。F1でのフェラーリのような存在だ。プライベーターでありながら過去4度の優勝を遂げている。
今年「40回目の挑戦」として新型GSX-R1000を用いて節目のレースでの勝利を目指す。
YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING サイン寄せ書き
ヨシムラも40回記念大会用のロゴを作ったチーム。最初にヨシムラのロゴを使ってサインカードを作っていたが、記念大会ロゴが発表されたので作り直した。
カードの背景に薄くボカしたロゴを入れるアイデアは元々「ヨシムラ60周年記念色紙」から。「パソコンからプリントアウトするのなら背景にも入れてしまえ!」と。
今回のテスト観戦に来て一番最初に頂いたサインが中央の津田選手。
ヨシムラ・アドバイザー 辻本聡氏のサイン
ケビン・シュワンツ選手と組んで出場した'86年8耐の写真にサインを入れて頂いた。この時もヨシムラ・モチュールだった。
掲載にあたり色調補正をかけたが、実際はネガが古くプリントすると退色してしまっていた。
辻本氏が「これ当時の写真ですか?」と言われていた。
津田拓也選手
前週のタイヤテストでは❝テスト&イベント用❞ヨシムラ・カラーのヘルメットを被って総合トップタイムをマーク。
MotoGP機開発、そして念願の参戦を果たして一回り大きくなった津田選手。8耐ではその経験を生かしてくれることだろう。
初日の朝、ヨシムラのサインカードにサインを入れて頂いた際に「テスト楽しんでいって下さい」と言って下さったので「ハイ、ヨシムラ優勝への道のりを観させてもらいます」とこたえたのだった。
テスト初日の写真にサインをお願いすると「あれ? もしかして昨日の写真ですか?」と津田選手。同じように見えても選手には分かるんだなぁ。
自分が撮った写真ではないが「MotoGPに参戦した記念なのでどうしてもGSX-RRの写真にサインを頂きたかったです」と、津田選手にサインを入れて頂いた。
ブルーの津田ヘルメット、実物見たいなぁ。
ジョシュ・ブルックス選手
ブルックス選手は昨年と同じ体制。津田選手とはブルックス選手の実家で合宿を行うほどの仲。
ブルックス選手としてもヨシムラでの2位が8耐最高位。今年こそはの気持ちが多きことだろう。
テスト初日の朝に公式の写真撮影があり、出てきたところを撮らせて頂いた。
初日走行写真のプリントが漏れていてサインもらえず終い。時間が無い中でプリント選択しているとこういう事が起こってしまう。本戦のピットウォーク勝負だ!
シルバン・ギュントーリ選手
MotoGPフル参戦の経験を持ち、2014年のワールド・スーパーバイク選手権でチャンピオンを獲得。
今季も負傷欠場中のアレックス・リンス選手の代役としてチーム・スズキ・エクスターからMotoGPに3戦出場した。
今年1月のセパンで行われたヨシムラGSX-R1000のテストの時から8耐参戦が検討されていた。
8耐初参戦となるシルバン選手の写真を多く撮ってしまった。
テストは本戦と比べて走行時間が長いので写真を撮りやすい。セッション開始直後はダンゴ状になっているので連続撮影できないコンデジは不利だが、マシンがバラけてきたところで1台ずつ撮影するのだ。
それでもライダー交代と走行しているマシンの巡り合わせて撮れていない選手がいたりする。
テスト初日の写真にシルバン選手のサインを入れて頂いた。
鈴鹿8耐開幕まであと6日