サウンド・オブ・エンジンで見たトールマンTG184セナ車 昨日発売F1マシンコレクション
『隔週刊F1マシンコレクション』11号はアイルトン・セナ選手のトールマンTG184/ハート。
初開催となったSUZUKA Sound of ENGINE2015でTG184が来日・走行を披露した。
セナ選手のマシンではなかったら走行可能状態で現存していなかったかもしれないマイナーなマシン。
メインスポンサーのキャンディは甘そうな名前だがイタリアの洗濯機メーカー。確かタイレルが先に開拓し、後にトールマンに移った(ベネトンも同様)企業のはず。
もう一つのセガフレード・ザネッティはイアリアのカフェ・チェーン。日本にもあるようだが入店したことはない。
ミニチャンプスから1/43アイルト・セナ コレクションの1台として赤白の縞々のTG184、センター部に赤が履いていないTG184が発売されているが、Sound of ENGINEで走ったそのままのマシンは発売されていなかったはず。
今回、実際に観たマシンが発売になったのは嬉しい限り。
朝、近所の書店に自転車で買いに出た。
前10号のタイレルP34は既に1/43ミニカーを持っていたので購入しなかったのだが、発売日から数日後に書店に行くと残っていなかった。人気が高い6輪F1なので誰かが購入したのか、それとも書店に入らなくなってしまったのか? 後者なら別の書店に車を出さなくてはならない。
書店の分冊百科コーナーに行くと―無い? ―ように見えたが平積みされていなかっただけで、立てて置かれていた。ホッ。
次号は葉巻型F1・ホンダRA300なのでパス。パスが続くと店に残って入荷しなくなってしまうのが怖い。
ハート直4ターボも再現されてリアセクションはメカメカしい
1/43ミニカー、トールマンTG184だが、細部の塗りが荒い。ダブルウイングの付け根やエンジン下にあるアンダーパネルの茶色等々。
「冊子の表紙写真になっているミニカーはこんなんじゃないだろ?」と冊子を見てみると―やっぱり荒かった(笑)。いや、むしろボディの白と青の境目は表紙のミニカーよりキッチリしている。
表紙に使用されるミニカーでさえこんなのだったら仕方ないかと思ってしまう。
ダブルウインのエンジン上に設置されている方を固定するステーも太いが再現されている…あれ? 左右の取り付け位置が違うぞ!
カーボンモノコックなのでコクピット内側は「黒」じゃないかな。国際貿易オリジナルCPモデル 1/43カウーゼン WK1もそうだったが、コクピットの内側はどうして樹脂がデロっとした状態になるのだろう?
CPモデルの方が遥かに高価なミニカーだが、それに比べるとトールマンTG184は2枚のウイングはキッチリ水平に取り付けられているし、タンポ印刷もしっかりしている。
コストパフォーマンスはかなり高い。
SUZUKA Sound of ENGINE2015での走行動画