発祥の地で幻のトミーカイラZZ2/ZZ/M30を見た 北野天満宮スーパーカー | CLUB24-にいよんー

発祥の地で幻のトミーカイラZZ2/ZZ/M30を見た 北野天満宮スーパーカー

 京都・北野天満宮で開催された「THE SUPER CAR HERITAGE GATHERING 2017 in KYOTO」

 スーパーカーブームの頃に見たスーパーカーを中心に集まった27台の車両。

 その中には初めて見る貴重な車も数多かった。

 

 ステージに一番近い列の先頭に置かれたブルーの見かけないマシン。「何だろう?」明らかにデザインは'70~’80年代のものではなく、近年のものだ。

 後ろに回ってエンブレムを見ると「TommykairaZZ」の文字が。「あれ? トミーカイラZZってこんな大柄でスーパーカースタイルじゃなかったぞ??」と疑問に思っていた。

 

 テント下でイベント・パンフレットを見かけたので車両確認したくて1枚もらおうとしたら「参加者だけです」と断られてしまった。ならば「見るだけでも」と見せてもらうことにした。

 参加車両だけでなく、オーナーさんの名前も入っているので一般に配れないのも仕方なかったか。

 

 そこで分かったのが―

 

トミーカイラZZ 2

 出展者はトミタ夢工場創業者の冨田義一氏! うわぁ、正真正銘ホンモノだ。

 「ZZ2」とは聞いたことが無かったので、帰ってから調べてみるとなかなか紆余曲折した車両だった。

 2001年のフランクフルトショーで正式発表。トミタオート商会の倒産後、ブランドと「ZZ2」開発を引き継いだのがオートバックス・スポーツカー研究所(ALS)。

 車両名もALS RS-01に変更されたが、主開発はスーパーGTにも参戦したガライヤになった。

 あぁ、その頃の車両かとイメージが沸く。

 結局、ガライヤも開発中止となりRS-01もお蔵入りになった。

 製造されたRS-01は冨田義一氏の手に渡り、エンブレムも付け替えられて保存されていたらしい。

 滅多に見ることはできないプロトタイプ・カーと言う事か。実走するところを見たかったな。パレードランする前に帰ってしまったのが勿体ない。

 ゲームには登場しているらしい。

 

北野天満宮の駐車場で発見したのが―

 

トミーカイラZZ

 初代ZZのオープンタイプ。

 由良拓也氏が手掛けたデザイン。アルミボディを被せたツインチューブモノコックにプリメーラ用SR20DEエンジンをチューニングして搭載。

 

 さらに駐車場を探し回っていると、R31スカイラインを発見。「GTS Rだったらいいな」と思い近寄ってみると「Tommykaira」のエンブレムが。これもか!

 流石はトミタオート発祥の地である京都だ。

 

トミーカイラM30

 R31スカイラインGT-Sをベースにした日本初の公認チューニングカーエンジンブロックを輸出仕様3リッターのRB30に変更NAながら30PSアップの240PSを発生。

 この車両もかなりの希少車らしい。

 


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