キミはもうガスったか? SF注目のルーキー、ガスリー&ローゼン 鈴鹿ファン感謝デー
今季のスーパーフォーミュラに参戦する注目の外国人ドライバーが鈴鹿ファン感謝デーで多くのファンの前で走りを披露した。
スーパーフォーミュラの公開テストとRd.0(デモレース)は日曜日からだったが、チケット購入者限定トークショーが土曜日からあったため、スーパーフォーミュラのドライバーは全員土曜日からサーキットに詰めていた。
♯15 TEAM MUGEN/ピエール・ガスリー選手
昨年参戦したストフェル・バンドーン選手の成功もあって、2016年GP2チャンピオンでありレッドブル育成ドライバーであるピエール・ガスリー選手は大注目。ピット裏でも出待ちファンは多かった。
ガスリー選手がピットから出るや新人ながら現役F1ドライバー並みの❝ガード❞スタッフが周囲を囲んでファンを牽制していた。これもやり過ぎるとドライバー本人も増長するぞ!
近年にF1昇格もありうる注目の新人であるので、サインをもらいたい一人だった。
ガスリー選手にサインをもらう事を「ガスる」と呼んで、ピット裏で知り合いと「ガスれました?」と、情報交換していた。
ガスリー変格活用
未然形-ガスら
連用形-ガスり
終止形-ガスり
連体形-ガスる
巳然形-ガスれ
命令形-ガスれ
-となるのだ。
公開テストではコースアウトする場面も
何よりマシンがF1バリのレッドブルカラーというのがカッコイイ。チーム無限が2カーエントリーで#16山本尚貴選手と別カラーになる。
スーパーフォーミュラがF1のように見えてしまう。いや現在のF1とならこっちの方がカッコイイ!
エンジンカバーの垂直フィンに「ピエール・ガスリー」とカタカナ書きされている。
ヘルメットもレッドブル・カラー。昔のベッテル選手のようだ
ファン感謝デーの翌日から行われた合同テストでは総合3番手、ホンダ勢ではトップという結果を残して才能の片りんを見せてくれた。
さらに先日の初めて走る富士でのテストでも初日2番手。これには驚き。
なんでもどこのサーキットでも歩いてコースを下見しているそうだ。シミュレーターが発達している現在でも❝昔ながらの❞手法を大切にしているって素晴らしいな。
走り書きながらガスって頂きました。ピエール・ガスリー選手のサイン。一応ゼッケン「15」が入ってます。
今季の成績いかんでは来年のF1トロロッソへの昇格もあるか?
♯7 SUNOCO TEAM LEMANS/フェリックス・ローゼンクヴィスト選手
最後の最後まで決まらなかったチーム・ルマンのシートに座ったのは、マカオF3を2014年、15年と二連覇し、フォーミュラEにも参戦したフェリックス・ローゼンクヴィスト選手。ファン感謝デーの数日前に発表されたくらいだ。
名前がなかなか覚えられず「ローゼン」と呼んでいた。
ヘルメットのカラーが現役時代のマッチ・近藤真彦選手に似ている気がする。走っているとマッチが走っているように見えてしまう(笑)。
合同テストではガスリー選手ほどではないものの、11番手と全体の半分の位置につけていた。慣れないマシンとコースでこの結果は上出来ではないだろうか?
5~6年F3に留まっていた事を考えると、スーパーフォーミュラに根付くことも考えられる。来年にはスーパーGTにも参戦とか?
「マカオ二連覇」の看板は伊達じゃない。ローゼンクヴィスト選手もなかなかの人気ぶりで、ピット裏になかなか姿を見せなかった。
土曜日の夕方遅くまで待ってようやくサインGET。割とキッチリ書いて下さった。
ローゼンクヴィスト選手のサイン
デモレースでは注目の2人がテール・トゥ・ノーズの展開になった。
さて、開幕戦2&4ではどのような走りを見せてくれるのだろうか? 楽しみだ。