肌寒い春の訪れ じないまち「雛めぐり」 ~撮られる側の気持ちが分かった
江戸時代からの歴史的建造物が立ち並ぶ富田林市で「じないまち雛めぐり」が、土・日曜日に開催された。
ここ2年ほど「雛めぐり」は「鈴鹿ファン感謝デー」と日程が被っていたので、久しぶりに行くことになる。
せっかくだからと嫁はんと和装で出かける。ドルフィンは寒いのでタートルネックにジーンズ履きの上から和服と羽織、とんび(和式マント)を羽織る❝かぶき❞ぶり。
じないまちに着くと非常に多くの方が観光に来られていた。女性や子供の和服姿も多かった。
ただ、男性の和服姿は珍しく、特にドルフィンはとんびまで着ていたのでカメラマンにとっては格好の餌食になっていた。
嫁はんと一緒だと「和装で男女一緒」なので尚のこと。
古い街並みを歩いているとあちこちからカメラを向けられバシャバシャと連射音が響く。中にはずっと付いてきて撮影していた方もいた。
「撮らせて下さい」と言って来たのは女性のカメラマン1名だけだった。
最初のうちは「あ、カメラの前通ってしまってスミマセン」と思ってしまった。がすぐに「なるほどそういう事か」と分かった。
嫁はんは終始嫌がっていたが、目立ちたがりのドルフィンは終いには「ほ~らほら、我を撮影せよ」という気持ちで歩いていた。
雛人形を飾っているお宅から拝見し終わって出てくる時や、のれんがかかった店から出てくる時、外で待ち構えているのが分かるのだ。なので、一応、のれんを手でそっと払うしぐさをとってみたりするのだ。
案の定、バシャバシャと連射音が降りかかる。
分かっていても結構うっとうしい。日ごろ撮る側なので❝撮られる側の気持ち❞が少し分かったのだった。これからは自分も気を付けよう。
こうもカメラマンが多いのもインスタでフォトコンテストが行われているのも原因のひとつだろう。
後ろから撮るのも、顔が出ては肖像権があるからだろう。
いきなり写真撮り始めるのは困ったことに結構歳とっているカメラマンが多いのだ。「今どきの若い者は」なんて言えないぞ。
土曜日は曇り時々晴れ時々雨というヘンな天気だった。風が冷たく、夕方になると冬の寒さだった。
2~3年ぶりの「雛めぐり」だったせいか、今年は多くのお宅(昔からの建物でも生活住宅なのだ)がお雛様を飾っていた。何度か訪れている町だが、初めて入らせて頂くお宅も多かった。新たな角度から見る町。
家々の軒先には梅・桃・菜の花とお雛様が飾られている。
本町公園には幼稚園児が作ったお雛様が飾られ、つきたてのお餅も販売されていた。
朝からず~っと座りっぱなしでポーズをとっているお雛様。さぞかし疲れていることだろうと思っていると…。
見てしまった! 人目を忍んで姿勢を崩すお人形さん!
「たびもぐらカフェ」も久しぶりにお店を開けて、煎りたてコーヒーやオーガニッククッキーを販売。
やっぱりもぐらがお店を開けていると落ち着くなぁ。
歩き疲れたので展望台近くにある「峯風庵」さんで❝お気軽茶会❞に参加してお抹茶を頂く。
炭火囲炉裏の周りにもお雛様が。
峯風庵さんのにゃんこ・一期(いちご)ちゃんがお雛様とじゃれている。
午後4時過ぎにはお雛様も家の中にしまわれて、観光客の姿もまばらになり元の静かな町にかえっていった。
さて、一日中外に出ていたので帰ってから花粉対策が大変だった。












