ウイングカー・アルファ179C & ベネトンB189ナニーニ車 Sound of ENGINE
鈴鹿Sound of ENGINEに参加したF1マシン紹介もこれが最後。
2台のマシンには7年もの差がある。この7年でスタイルが大きく異なり、レギュレーションや技術進歩の変化が感じられる。
最も大きな差はウイングカーとフラットボトム+ディフューザー、そして基本素材がアルミからカーボンファイバーになったところだろう。
トップの京商1/64「鈴鹿レジェンド」とのツーショット写真は前回のSound of ENGINEで撮影したもの。
ベネトンB189 1989年
アレサンドロ・ナニーニ選手が´89年日本GPで優勝した。ドルフィンも好きなF1マシンの1台だ。前回に引き続いての参加で嬉しい。
F3000ローラもパクったコクピット横のエンジン吸気口とシャープなノーズを持ち、ベネトンを代表する原色で構成されたカラーリングが美しい。
アルファ・ロメオ179C 1982年
紅白のマールボロ・カラーだがマクラーレンではない。F1選手権発足当時に無敵を誇っていたアルファ・ロメオが'80年代にF1復帰した時代のマシンだ。
この頃マールボロはマクラーレンンとアルファの2チームをスポンサードしていたのだ。
当時主流だったアルミニウムのシャシー
ドルフィンが一番F1に夢中になっていた時―日本でF1が開催されていなかった時代のマシン。何より日本にあるF1マシンでも数少ないウイングカーだ。
日本にあるウイングカーF1はロータス78、79とこのアルファ179Cくらいかもしれない。バブル絶頂期でF1ブーム最盛期以降のマシンは多いが’80年代前半のマシンはほとんど無い。
かなり昔から日本に存在していたと思うのだが、オーナーの方はアルファ・ロメオ好きでこのマシンを選んだのだろうか? 単にアンドレッティのファンだったらロータスに行くと思うのだが。
そう、アルファ179Cはドルフィンの❝神3❞に入るマリオ・アンドレッティ選手のマシンなのだ。
ワールド・チャンピオン獲得後、不振に陥ったロータスを離れてアルファに移籍したアンドレッティ選手。
しかし、アルファのマシンは見るからに重そうなスタイルだった。果たしてロータス終盤と変わらぬ苦しいシーズンに終わってしまった。
アンドレッティ選手のF1フル参戦はこの年限りとなった。
2015年の東京モーターショーでのマリオ・アンドレッティ氏と佐藤琢磨選手豪華ツーショット 友人が撮影して送ってくれたもの
2015年の東京モーターショーのブリヂストン・ブースにゲストとして来日したアンドレッティ氏。「東京モーターショーで来てくれるならSound of ENGINEもアリでしょう!」とゲスト来日に期待していたが、それは夢に終わってしまった。
是非ともSound of ENGINEでアルファ179Cはもちろんのこと、ロータス78、79を乗り継ぎドライブして欲しいと切に願う。
さて、今季のインディカー・シリーズでアンドレッティ・オートスポーツに移籍した佐藤琢磨選手。
「チーム4台を同等扱い」と言われているらしいが本当かどうか疑問。一人はオーナーの息子、一人はインディ500優勝者、ひとりはシリーズチャンピオン。どう考えても琢磨選手は格落ちだからだ。
琢磨選手には勝ち星を重ねて欲しいが、始まってみないと分からない不安がある。








