萩原光選手のグラチャンMCSⅥとレイトンハウスとウォルターウルフ Sound of ENGINE
今年の鈴鹿Sound of ENGINEに萩原光(あきら)選手のレイトンハウス・カラーのGCマシンが来ていた。
オープンクラスで走った写真はニュースページ等で見かけたのだが、実際に走っているところは見ていない。
レイトンハウス・ポルシェやウォルター・ウルフWR1が走っていて、萩原光選手に深い関係があるカラーリングが今年のSound of ENGINEには揃っていた。
昨年もピットに置かれていて、その際、オーナーさんに「MCSいくつですか?」と型を聞いたが「グラチャン・マシンです」と、具体的な答えが返ってこなかった。
今回掲載するにあたり、検索してみると3月にオークションにかけられていたらしい。その写真からマーチ842のシャシーを使用している事が判明。するとF2の1年落ちシャシーを使用するのが当時のGCマシンのセオリーなので1985年型マシン、MCSⅥか翌年のMCSⅦではないかと考えられる。
1986年のMCSⅦになると萩原光選手の最後のGCマシンになる。
萩原光選手の写真とサイン 鈴鹿のパドックで
萩原選手は1983年~84年にウォルター・ウルフ・カラーのF2に乗っていた。
当時は中嶋悟選手、高橋徹選手と並んでF1に近い日本人ドライバーだった。
後年、レイトンハウスがF1に進出したが、萩原選手が生きていたら中嶋選手よりも早くF1ドライバーになっていたかもしれない。
仮にレイトンハウスがスポンサードしていたマーチが「カペリがいい」となっていたとしても、レイトンがチームを買収して2カーエントリーした時には(グージェルミン選手ではなく)F1昇格していたことだろう。
F2、マーチ832 1983年
同時期のF2では、国さんがJPSカラーだったり、 舘善泰選手がマルティーニ・カラーだったりとF1チックだった。
F2、マーチ842 1984年
ノーズには金でレイトンハウスのロゴが入っている。
この当時、全日本ロードレース選手権の最高クラスの500ccでもウォルター・ウルフRGγが走っていた。
水谷勝選手 スズキ・ウォルターウルフRGγ500

スズキRGγ ウォルター・ウルフ仕様
全日本500ccクラスで水谷勝選手が乗っていたウルフγのレプリカ。カラーリングの美しさとγのパワーに当時絶大な人気を誇っていた。

一方、レイトンハウスは萩原光選手を中心にF2、F3、Gr.C、Gr.A、JSSとモータースポーツ多方面に渡って展開していた。
レイトンハウスのエースナンバー「16」は萩原選手が付けていたものなのだ。
そういった点では日本人としては早い時期からゼッケンがドライバーのキャラクターになっている方でした。
JSSのレイトンハウス・スカイラインDR30 1985年
ピリピリとした怖いドライバーが多い中、カッコイイお兄さん(当時のドルフィンから見たら)だった萩原選手。
レイトンハウス・カラーを見ると萩原選手を思い出さずにはいられない。





