渋い格好イィィィ フェラーリ312T & タイレル006 鈴鹿サウンド・オブ・エンジン
今年の鈴鹿サウンド・オブ・エンジンの冠スポンサーに就いた高級時計ブランドのリシャール・ミル。
高級ブランドであまりにも縁が無さ過ぎるため、恥ずかしながらこのイベントで初めて名前をを知ったドルフィンだ。
各種スポーツをはじめヒストリックカー・イベントをスポンサードしてきているらしい。
総帥リシャール・ミル氏がコレクションするF1チャンピオンマシン2台がサウンド・オブ・エンジンに出走した。この2台を見るとリシャール氏がF1にぞっこんだった時代やセレクトの渋さが伺える。
フェラーリ312T/クレイ・レガゾーニ車 1975年
ゼッケン「1」のニキ・ラウダ車ではなく、敢えてクレイ・レガゾーニ車をセレクトしたところに渋さを感じる。氏の財力ならラウダ車も手中に収めることができたはず。
今年集結したF1マシンの中でも3本指に入るほどの格好良さ。312T&T2はめっちゃカッコイイねぇ。
土曜日の朝、マシンを見た第一感想は「本当にエキパイ白いんだ!!」。
「フェラーリF1コレクション」1/43ミニカーのエキパイが白塗装になっている。「本当に白なのだろうか? それともシルバーのところを塗料ケチって白にしたのだろうか?」と疑問だった。
汚れやすいエキパイをわざわざ白塗りにするところに美しさを追求するフェラーリの姿勢が感じられる。
ニキ・ラウダ選手が’75年初のF1王座につき、コンストラクターズ・タイトルもWで獲得した名車。
レガゾーニ車のゼッケン「2」は'76年シーズンのもの。背の高いインダクションボックスが同年第4戦から禁止になっている。
この車は第3戦でレガゾーニ選手が優勝したマシンかもしれない。
その昔、'76年F1inJAPAN開催ポスターや事前に雑誌掲載されていたマシンがインダクションボックスが有ったり無かったりして「年代が混ざっているのか?」と混乱したが、同一年内にレギュレーション変更があってマシンが替わっていたためかもれない。
後ろ姿もカッコイイ~!
現代F1には無い、雷が間近に落ちたような爆音を放つV12エンジンが鈴鹿に響いた。
富士で初めてF1の音を聞いた時の驚きを思い出した。
エコや静けさも大切だが、F1マシンはこれくらいの大爆音を放ってほしいものだ。
1975年の312Tが1996年のF310を抜く!
タイレル006/ジャッキー・スチュワート車 1972年
ジャッキー・スチュワート選手が’73年に5勝して3度目のワールドチャンピオンに輝いたマシン。コンストラクターズ・タイトルは2位。
’72年終盤に投入され'74年まで使用された。
3台製作された内、1台はフランソワ・セベール選手のクラッシュにより大破。1台は'73年最終戦でサイドポッドが取り去られ、現在はドニントン・グランプリ・コレクションで展示されている。
消去法から今回のマシンはスチュワート選手がシーズン初勝利を飾った006の第1号車だと判明。
記憶だが―『サーキットの狼』フォーミュラ編で「フランスチーム、フランス人ドライバー、そして有力ドライバーを支援するエルフ」という件があったときに描かれていたマシンではなかったか?
ブルーに白抜きのelf文字。昔のタイレルのイメージだ。
雨上がりの土曜日はウエットの路面のためウエットタイヤの用意が無いマシンは走行しなかったが、リシャール・ミル・コレクションの2台はキッチリとレインタイヤを用意して走行してくれた。
2台はオーナー親子がドライブしたらしい。










