雨でも行ったらめっちゃ楽しかった 鈴鹿Sound of ENGINE 土曜日編・正規版
『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016』 に行って来た。
「今年は海外ゲストがいない」「入場料が高くなった」「ピットビルや激感エリアが有料になった」と“負の要素”が大きく「土曜日1日だけにしようか?」ととても悩んだ。MFJ GPを金・土と観に行ってしまったので資金的にもキツイ。
しかし、土曜日に撮った写真を日曜日にサイン入れて頂くとの魅力もあるので、MFJ GPの後に鈴鹿チケットセンターで2日間前売り(3,500円)を購入したのだった。
気になる天気予報は一週間前から土曜日の雨は動かず。普通なら前後するのに。雨の中動けるようにポンチョ、傘、そして車には履き替え用の靴も用意した。
いつものようにワクワクして早く目覚めてしまう。―これが後々体力を奪ってゆくのだが―
雨の中名阪国道をひた走る。時間があるんで安全&エコ運転。
午前7時半、しかも雨が降っているというのにサーキット駐車場はかなりの車で埋まっていた。MFJ GPの同時刻よりも多い!
道中でも駐車場でも“やんちゃ”している車が目立つ。かつてスーパーシルエット開催時を思い出す。
雨の朝でも車で埋まるサーキット駐車場
ゲートオープン時には雨も止んで、時々パラつくくらいになっていた。傘をさす人はいない。
イベントのノボリが立ち並ぶモートピア遊園地内を通りサーキット入り口に辿り着く頃には気分も高揚。あ、園内の紅葉もかなり進んで見ごろ。
天気は悪いが寒くないのは助かる。
雨なのでピットビル3階で観る事になるだろうからと「パドックプラス券」1日(2,000円)も不本意ながら購入。ここまででも鈴鹿8耐観戦料金を超えている!
いい歳してても潤沢な資金で観戦できる人ばかりではないのだ。
とりあえずGPスクエアのテント下展示車両を写真撮影。
GPスクエアの半分はスーパーカー展示に使われている。
ショップも何件か出ている。「骨董市」ではJSB1000クラスのモリワキ・高橋裕紀選手のマシンのパーツメインで売られていた。カウルはカーボンを使用しているのでめっちゃ高額。
さあ、いよいよ“メイン会場”のパドックだ。
配布されている「観戦ガイド」にピット割りが掲載されているので参考にしてピット巡り。気持ちが高まりついつい足早になってしまう。
「うぉぉッ! ジャガーだ! ポルシェだ!マツダ787Bだ!」現役時代にはこんなにも近くで観られなかった名車たちが目の前で整備されている。(Gr.Cレース開催当時はピットウォーク等は無かった)
まだ走っている訳ではないのに写真を撮っているだけで楽しい。
隣の方で見知らぬ青年たちが「このイベントが今までで一番楽しい」と話していた。確かに始まってみればめっちゃ楽しいのだ。
一番最終コーナー寄りにある日産のピットに向かうと“お目当て”の一つ、スカイラインRSターボ・シルエットがコチラ(ピット裏)を前にして置かれている。その傍らには長谷見昌弘選手が~ッ!! 朝一番からなんという素晴らしい光景だろう(写真は出し惜しみデス)。
展示ではここ何年かで見ることができたが、この日はいよいよ走行を見られる。
いよいよGr.Cカーの練習走行時間となる。
今年のメインテーマになっているらしく「よくぞここまで集めた」と思うほどのCカーがサーキットを走る。半数くらいは海外からの参加車両らしい。
日本メーカー以外のCカー走行など何年ぶりに見るのだろうか? '91年のJSPC富士戦以来か?
ウエット路面なのでレインタイヤの用意が無いマシンは走行が見送られているのが残念。
観客の平均年齢は通常レースよりも高くなっているのは致し方ないが、Gr.Cレース開催時にはまだ生まれてないだろ?」と思われる若い観客も多く、夢中になって写真を撮っている。
Cカーの空気を切り裂くようなスタイルは、現在のLMPマシンよりも断然カッコイイ。WECinJAPANで世界戦の出島を経験している世代なので一層その思いが強いのかもしれない。
単気筒ながら耳をツン裂くような2スト排気音を響かせるCLASSIC BIKE。
細いタイヤでもウエットのコースを走る。
現存するクラシック・レーシング・バイクは全てメーカーが作っていたものなのだろうか? レースに出たい町のガレージが作ったものも多いのではないかと思う。
半球形ヘルメットに皮ツナギ。ライダーの年齢も高いのでコケたらめっちゃ危なそう。
アニメ『ばくおん!!』が始まった頃に載せたアミバ様
アニメ『ルパン三世』第一期・第一話で出て来そうなHistoric Formula Register。
昔のF2、F3他フォーミュラなのだがパッと見、カテゴリーの区別がつかない。全車が1600ccまでのエンジン。
日本のレース創世記にはこんな小さなフォーミュラでも今のF1以上の集客があったんだよなぁ。
スーパーフォーミュラのサポートイベントでも走れば面白いのに。
個人所有のクラシック・バイクはウエット路面でも走ったのだが、WGP250ccレーサーは走行が見送られた。
今回の2輪のメイン・マシンだっただけに残念。
参加全二輪四輪車が貴重なヒストリックマシンだけにウエットの土曜日に走行を見送ったマシンも多かった。そうなると土・日2日観戦にしておいて良かったと感じる。
走行予定マシンはピット裏に展示
WGP250ccの走行が見送られたため、スケジュールで走行時間帯は4名のホンダ系ゲストライダーによるトークショーがグランドスタンド前で行われた。
土曜日の走行写真に日曜日にサインを入れて頂こうと思ったのだが…。
今大会では海外ゲストがおらず、国内選手ばかり。
それならば“徹底的に”サインを頂こうと決意した。レースやテスト時にはピリピリしているが、イベントなら時間も多くとってくれるだろうと。
そのために自分に「頂くのは1回につき1枚」とルールを課した。2枚目、3枚目に行くには2回、3回と会うのだ。
午前中最後の走行はLEGEND of Fomula1。天候や続くピットウォークもあるのでピットビル3階から撮影。
昨年もそうだったが「サウンド・オブ・エンジン」なので音も大事。走行はほとんど動画で撮影。翌日サイン頂き用に動画中静止画撮影し、ブログ掲載用には動画から画像抽出することにしている。
水煙を上げて走行するF1マシンたち。’76年F1inJAPANを思い出す('76年マシンの参加は無いのだが)。
昨年はHPで事前に参加予定があっても当日不参加だったマシンが多かったが、今年はほぼ予定通り参加。マシンの不調で走行できなくても展示されていた。
ピット&グリッドウォークではF1、Gr.Cカーがグリッド上に置かれ、周囲に“柵”が無い状態で間近で見ることができた。
ヴェンチュリLC92に乗り込む片山右京選手
走行できなかったマシンの一台ヴェンチュリLC92だったが、ゲストに呼ばれた当時の正ドライバーだった片山右京選手が、当時のレーシングスーツを着てマシンに乗り込むファンサービスをして下さった。これには感激~!
さらにはファンとの記念撮影やサインにも応じて下さっていた。ドルフィンと同世代っぽい女性ファンが多く集まっていた。
予報では「終日雨」「ところにより雷雨」だったが、昼過ぎからは陽が差す位に天候が回復。強力な晴れ男・晴れ女が来ているらしい。ありがたや、ありがたや―と手を合わす。
せっかくパドックプラス券を買ったので、念のために傘を持って激感エリアに行く事にした。料金分の特典を受けなければならないという貧乏根性が働いているのは間違いない。
レース開催時と同様、パドック~激感エリアのシャトルバスが出ていてくれたのは足腰が痛くなり始めていたオジサンには大助かり。有料チケットになっただけの事はある。
各種走行の間にもGPスクエアのステージではトークショーが行われている。パドック駐車場には1976年以前に生産された2輪&4輪が集まるTIME TRAVEL PARKINGが行われ、GPスクエアにはスーパーカーが集まり小学生以下限定で乗車体験ができていた。
「走行」か「展示」か「トークショー」か「サイン出待ち」か―どれを選ぶか非常に迷うイベントだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。だが「もう一日ある」というのが嬉しい。













