ロン&レオン親子に救われた日 全日本ロードレースMFJ GP金曜日編  | CLUB24-にいよんー

ロン&レオン親子に救われた日 全日本ロードレースMFJ GP金曜日編 

 全日本ロードレース最終戦・MFJ GPの金曜日練習走行と土曜日予選に行ってきました。

 金曜日に休みを取るのは日曜日以上に難しかったのですが、レオン・ハスラム選手と清成龍一選手がスポット参戦とあって「こりゃ行かねばなるまいて!!」と決意したのだった。

 

 昨年の最終戦・土曜日に行って「予選走行だけでは写真を撮るのが難しい」と痛感。予選は一斉にスタートし、スリップも使いたいのでどうしてもダンゴ状になりがち。一発必中のコンデジでの撮影ではチャンスが少ないのだった。

 いつもテスト日ばかり行っていたので“本戦”の撮り方に戸惑ってしまった

ガラケーで撮影

 

 そこで、土曜日あるいはファン感謝デーや来季のテストでサインを頂けるように、金曜日の練習走行でシッカリ写真を撮る作戦に出たのだ。 

 そして“ある期待”もあった。

 

 目が冴えて早朝に出発。―したものの金曜日のゲートオープンは午前10時。午前のJP250、J-GP3、ST600走行は見られない。GTテストのようにサーキット用ゲートオープンを設けて欲しかった。

 金曜日の朝だと言うのに駐車場には何台も車が停まっていた。木曜日からの観戦ファンなのだろうか?

 遊園地やホテルの庭の木々も紅葉しはじめている。サウンド・オブ・エンジン頃には見ごろだろう。

まだMFJ-GP用横断幕が張られていないサーキット・ゲート ガラケー撮影

 

 “ある期待”というのは、BSB、8耐、WSBと走ってきたレオン・ハスラム選手もMFJ-GPが今シーズンの最終レース。

 もしかしたら父親であり元WGPライダーのロン・ハスラムも一緒に来られるのではないだろうか? ―というもの。

 鈴鹿8耐では最初のテスト日に来日しただけだった。

 

 もし、ロン・ハスラム氏が来られたら一緒に写真と撮らせてもらいたい、と願っていたのだ。

 

 果たして、金曜日の朝一番にロン&レオン親子に遭遇! 3ショット写真を撮らせて頂けた。願った以上の出来事に舞い上がってしまった。

 

 実は楽しみにしていたMFJ GPだったが、出発前に2つほどめっちゃ嫌な事が起こってムカムカして「これは胃薬を飲まなければ2日間過ごせないかな」と危機的状況だった。

 これを救ってくれたのがロン&レオン親子だったのだ。おかげで気持ちを盛り返すことができ、楽しい2日間を過ごすことができ、感謝しきれないくらい。

 しかも、土曜日にサインを入れて頂けて、今回の目標を達成することができたのだった。

レオン選手“仕事着”着ていない時は“息子の顔”になってますね

 

 土曜日にサインを入れて頂けるように、金曜日にパドックで見かけると遠くからでも手を振って存在をアピールする“下準備”も“あざとく”行っていたのだった。

 サインを頂く時、ロン氏の方から握手の手を差し伸べて下さった。憧れのGPレジェンド・ライダー。もう嬉しくて嬉しくて膝ガクガクでした。

 金曜日は秋晴れで天気が良かった。

 ゲートオープン後にいつもの逆バンクでJ-GP2とJSB1000を撮影。お昼休みにサインを頂きにピット裏へ。

 パドックには鈴鹿8耐のように多くのテントやポーターが停まっていた。さすがは開催カテゴリーと出場台数多いMFJ GPだ。

 レーサーを見ただけではクラスが良くわからない。この辺りがまだまだシロウトである。

 

 午後の走行も逆バンクから開始。

 向かう途中で望遠レンズを付けたカメラを持った若い男女の団体に遭遇。写真撮影講座だろうか? 一定時間同じ場所で撮影の後、また次の場所へ移動を繰り返していた。

 

 ドルフィンもS字方面に移動。

 逆バンクとS字の間にあるコンクリートスタンドのN山(?)に差しかかった時、下の方を歩いている人物に目が釘づけになってしまった。

 その方こそヨシムラの吉村不二雄社長ではないか~ッ!! ストップウォッチ片手に走りを観る姿はまさに“職人”。

背中から放たれるオーラですぐに気付いてしまうのだ

 

 走行クラスの合間時間になったので、さらにS字方面に移動しようとすると、レジェンドライダー伊藤真一氏とすれ違う。伊藤氏とはテストで度々この辺りで遭遇する。

 サインを頂こうと戻ると、伊藤氏は吉村社長とお喋り中。

レース談義する吉村不二雄・御大と伊藤真一氏

 

 お話のタイミングを見計らって伊藤氏が2014年に8耐で走った写真を取り出した。

 すると吉村社長が「これはまた古い写真だねぇ~」と笑われた。

 金ペンの出が急に悪くなったので、ペンを替えて頂いたので薄っすらと二重になってます。

伊藤真一選手のサイン

 

 夕方になるとさすがに寒くなってきたので、持って行ったネックウオーマーの出番となった。それでも寒風吹きすさぶほどでもなかったので過ごしやすかった。

 

 全ての走行が終了すると、ピットの端にクラスを問わず多くのレーサーが並びだした。走り終わったばかりのJSB1000のレーサーも持ち込まれた。

 これは車検? 日ごろあまり見かけぬシーンがあって楽しい。

 ピット裏にある控室の一部屋にチームが異なるライダーが続々と入っていくのが目に入った。

 「何だろう?」と思っていたのだが、翌朝、喫茶店でスポーツ新聞を見て判明。レジェンドライダー玉田誠氏のサプライズ誕生祝いをしたらしいのだ。

 

 楽しく過ごせた1日。あっと言う間に終わってしまった。

 5時半を過ぎ薄暗くなってきたので「ここまで」とサーキットを後にした。

 埋蔵金探しのように「あと少し後少し」とついつい後ろ髪惹かれてしまうんだなぁ。

 


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