「サーキットの狼」が蘇る NCCR葛城‐高野山
旧車と呼ばれる'70年代車両の参加も多いNCCR葛城‐高野山。
’70年代のスポーツカーと言えば漫画『サーキットの狼』を連想してしまう世代だ。ドルフィンは。
のんびり走ってはいるものの旧車が走行している写真を撮ると、それはそのまま「公道グランプリ」の1シーンに見えてしまう。
TOP写真は今までやっていそうでやっていなかったハコスカGT-Rの実車と京商1/64ミニカーとのツーショット。
ニッサン・スカイラインGT-R KPC-10 1972年
濃い赤車体の珍しいハコスカGT-R。
オーバーフェンダーにワイドなタイヤ、チン&リアスポイラーとレーシング感たっぷり。
モデル末期車両にあると言われる左テールランプ下部の「5speed」エンブレムが付いていた。
スタート前の敷山公園駐車場ではエンジンルームも公開。綺麗にしています。
フェラーリ・ディノ246GT 1970年
『サーキットの狼』ライバルマシンにして後に主人公に引き継がれる人気車。
曲面で構成される車体は美しくて見惚れてしまう。
ロータス・エラン スプリント 1970年
小型の車体に高性能の足回り。
今回もコーナーをキビキビと走っていて、思わず感嘆の声を上げてしまった。
ロータス・ヨーロッパ スペシャル 1974年
今でも不動の人気『サーキットの狼』主人公マシン。
ブラックボディにJPSのデカールはF1マシンだ―って、あれ? このロータス、今年のラ・フェスタ・プリマヴェラのチェックポイントだった橿原神宮にやって来ていたのを見たぞ。
圧倒的に低い車高。走っている姿はレーシングカーだ。いや、最近のレーシングカーは車体の下に空気を取り入れるので最低高さと路面との距離は意外にある。
ロータス・ヨーロッパの路面との空間の無さといったら驚くほど狭い。
子供の頃初めて見た時に『―狼』劇中で語られているように「本当に車高が低い車だ」と驚いた事を思い出す。
もう、カッコイイィィx~。
コクピット。純正ステアリングは意外に径が大きい
プレートのナンバーも吹風裕矢のロータスに合わせてあり、オーナーさんの入れ込み方が伝わってくる。
あードルフィンもあの頃に憧れていたロータス・ヨーロッパに乗れるくらいお金持ちになりたかったなー。