今年もヤングパワー全開F.C.C.TSR チームの結束力に拍手 鈴鹿8耐
昨年から鈴鹿8耐を若いライダー3名で編成するようになったF.C.C.TSR Honda。今年は世界耐久選手権にも参戦して8耐への練習も万端だ。
来年の鈴鹿8耐は40周年記念大会であり、世界耐久選手権の最終戦にもなるそうだ(今年9月から2017年シーズンが始まる)。
鈴鹿が世界耐久のチャンピオン決定戦になる確率は高く、そこに日本チームが加わっていた方が盛り上がるだろう―との考えからホンダが今年からTSRに世界耐久参戦を後押ししているのではないかと思われる。
2回目はブリヂストン・ステージでのトークショー
トークショーでTOP10トライアルの出場ライダーについて聞かれると「本当にまだ決まってないんですよ」と渡辺選手。
3回目はハルクプロと一緒にホンダ・ステージでのトークショー
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ドミー写メ撮り過ぎ!
F.C.C.TSR Honda/ドミニク・エガーター選手
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鈴鹿8耐ではすっかりお馴染みとなった表彰台請負人、Moto2ライダーのドミー選手。
トークショーで司会者がお客戦に向かい「ドミニク・エガーター選手は俺達が育てた!と思っている方ッ!!」と問うと、観客席から歓声と拍手が沸き起こった。通訳されたドミー選手も万弁の笑顔。
「毎年、暑い時に日本に来て大変じゃないですか?」と聞かれ「鈴鹿8耐は面白くて大好き。夏休み代わりに楽しみにしているんだ」とドミー選手。
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合同テストで転倒・マシン炎上。決勝レースでもヤマハファクトリーを追いかけて転倒と、転倒が多かった。速いか転倒か―どことなくケビン・シュワンツ選手を思いダブらせてしまう。
転倒による怪我を心配してしまう。
合同テストの写真にサインを入れて頂いた。これでF,C,CTSRサイン3カード達成!
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ドミニク・エガーター選手のサイン
F.C.C.TSR Honda/渡辺 一馬選手
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「鈴鹿8耐に向けてル・マンやポルティマオを走ってきました」と渡辺選手。
チームメイト2人について聞かれると「仲はいいんですけど、みんな内心では俺が一番速いと思ってるはずです」をはじめ「これ、通訳しなくていいですから(笑)」と2人に聞かせたくないコメントが多かった(笑)。
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渡辺一馬選手のサイン
第一ライダーのドミー選手の転倒をチーム全体でカバーし、少しずつ、少しずつ順位を上げフィニッシュ時には世界耐久ポイント圏内の18位まで挽回した。まさに耐久レースの醍醐味。
転倒が惜しまれる速さだが、7時間かけて上位を目指した精神的強さに拍手したい。
F.C.C.TSR Honda/パトリック・ジェイコブセン選手
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昨年のカイル・スミス選手のように、TSRはワールド・スーパースポーツに参戦しているライダーを第3ライダーに起用するようになった。
TSRからポルティマオ12時間耐久ロードレースを走ったパトリック・ジェイコブセン選手(PJ)もWSSをホンダで走るライダーだ。
TOP10トライアルを見据えたトークショーで「単独で1ラップのタイムアタックの経験は?」と聞かれ「やったことはないけど『行け』と言われれば行く準備はできている」と話していた。
―とは言ってもTOP10トライアルはドミー選手と渡辺選手だろうと思っていた。
TOP10トライアル出走ライダーの発表でPJの名前が挙がった時は「まさか!?」の思いがあった。鈴鹿を走り慣れている渡辺選手が外れるとは…? そう思ったのはドルフィンばかりではないはず。
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パトリック・ジェイコブセン選手のサイン
しかし、TSR藤井正和監督の読みは的中。
予選6番手でTOP10トライアル前半の5番目に出走したPJは各セクターをマイナス表示で走行。暫定トップのタイムを出した。
そればかりではなく、予選5番手以上の後半出走組のタイムはPJの前にことごとく敗れ去った。「PJ凄いぞ!」とざわめき立つ観客席。
ヤマハファクトリーのポル・エスパルガロ選手の出走までタイム更新されなかった。
後半組第二出走のドミー選手もタイムは及ばなかったほどだ。
こんな凄いライダーがWSSにはいるのか! 大久保光選手はこんな連中と戦っているのか! 恐ろしい。 BSブース前でTSR藤井正和監による「鈴鹿8耐マシン解剖ステージ」