男たちの魂が宿る コジマKE007 ~その2 | CLUB24-にいよんー

男たちの魂が宿る コジマKE007 ~その2


 京商1/43ミニカー、コジマKE007 本戦仕様


 大阪オートメッセで実車を見た感激から入手して2ヶ月。

 書こうと思っていてそのままブログ更新を中断してしまっていた。「ミニカーが書いてもらうのを待っている。書かねば、書かねば」と思いつつもなかなかパソコンに向かえないでした。
 ようやく性根を据えて書く決意に至った(大袈裟!)。

 ’76年F1 in JAPAN長谷見昌弘選手をドライバーにオリジナルマシンでスポット参戦したコジマ・エンジニアリング。
 金曜日予選で驚異的タイムを記録するかに見えたが最終コーナーでクラッシュ。
 観ている誰もがここでコジマ・エンジニアリングの挑戦も潰えたと思った。

 だが、コジマはマシン修理にとりかかった。大御神レース村にある各ガレージのスタッフが、誘われるでもなく集結。チームやガレージの垣根に関係なく“日本の技術がF1に挑戦する夢”に一丸となった。
 日曜日の決勝グリッドについたKE007には男たちの魂がこもっていた。
 
 セッティングままならないマシンだったが、長谷見選手はマシンをゴールまでたどり着かせた。男の魂に男が応えた。
 このような感動話をレース観戦時に知る由もなく、初めて観たレースに「日本車が走っている」くらいにしか思っていなかった。
 F1inJAPAN特集雑誌で初めて知ったのだった。

 初めて観戦したレースの思い出もあり、今年の大阪オートメッセで再会した興奮からミニカアーを入手したのだった。
 現在のKE007は長年行方不明だった車体が発見され個人ショップがフルレストアしたもの。
 コジマ・エンジニアリングに残っていたパーツや造り直したパーツがあり、近年になっても多くの方の熱意が再現につながったという。
 KE007はいつの時代にも人々の魂が込められ存在するマシンなのだ。
フロントアームのアップ
 京商1/43ミニカーは当時の資料を基に作られたのだろう、レストアされた実車とは微妙に異なる。
 横から見ると綺麗なくさび型になっているボディラインを再現。サイドポンツーン先端から縦に伸びるミラーもある。
 見えにくい部分だが、フロントサスのKYB製ガス室分離式 ダンパーも少し造形されている。

 フルカウリングされていないリア部分だが、当時のF1は「空力が重要」と言われつつもリアは全くカウリングされていないマシンも多かった。
 ボディ形状は現在のF1に比べたら単調だが、逆にメカの露出が多いのでパーツの組み立てや着色が大変なところだ。
 コクピットには長谷見選手のフィギャが座る。
 '90年代にデザインを変えてしまったので、当時の長谷見選手のヘルメットが懐かしい。
 だが、ボディが赤一色で単調なのが残念なところ。まるでONIXミニカーのフィギャのようだ。

リアウイング支柱にオイルクーラーが取り付けられている

 リアウイング支柱のオイルクーラーは夏の富士テストの時のものらしい。10月のF1ではボディ側に移されていたようだ。


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