MFJ全日本ライダー・トークショー そしてサプライズが! 大阪モーターサイクルショー | CLUB24-にいよんー

MFJ全日本ライダー・トークショー そしてサプライズが! 大阪モーターサイクルショー

 大阪モーターサイクルショーで一番楽しみにしていたのが「MFJモーターサイクルステージ」。日替わりでモトクロス、トライアル、ロードの全日本トップライダーが登壇する。

 

 ステージの前後にサインを頂くチャンスがあるかな? と期待していたのだが、ステージの背後は使用している館全体をパーテーションで仕切っていて、出演者と観客を完全に区切っている構造のため、その機会は完全に失われた

 サインGET命のドルフィンにとってはめっちゃ残念な事だ。

 

 せめてもトークショーは良い場所から観たいと思ったが、早い時間からステージ前のベンチには開始を待つお客さんで埋め尽くされていた。

 だが、よく見たら一カ所空いているところがあったので、そこに座らせてもらうことにした。一人で行動する利点はこういうところにある。

宮城光さん

 

 司会はお馴染み宮城光さんと多聞恵美さん。

 元ロードレーサーだった宮城さんがどこまでライダー達から最新情報を引き出してくれるのか期待していた。モデルチェンジしたカワサキZX-10Rのポテンシャルとか、JSB1000に参戦するモリワキの鈴鹿8耐参戦体制とか、ヤマハ/中須賀選手の連勝を止めるための意気込み等々。

 

 ―のだが、トークショーの内容は“トライアルやロードレースを知らない方に魅力を伝える”ものだった。

 サーキットでのトークショーではガンガン内容を掘り下げてくる宮城さんだが、ここではそれが見られない。場所柄そうなってしまうのか…。

 司会のふたりは進行表を見て話を進めているが、トークショーの内容は誰が決めているのだろう? 



多聞恵美さん


 

 トークショーの内容はディープではないものの、初めて知る事も多かった。特にトライアル事情には疎いので興味津々・楽しめた。

 特にトライアル・黒山選手の面白トークが絶妙で、ロードレーサー達は押され気味(?)なほど。

 

 屋外特設会場でトライアルのデモンストレーションがあったが「JAPAN RIDERS × ばくおん!! ステージ」と時間帯が重なっていた。ステージを見終わった後に会場に駆けつけてもお客さんが多くて全く見られなかった。

 目に入ったのは台からジャンプした時の一瞬…。

 
トライアル全日本チャンピオン・HRC CLUB MITANI /小川友幸選手

 昨年の鈴鹿8耐でもデモンストレーションしてくれた“ガッチ”小川選手。

 「トライアルはコースを一度下見するだけで練習走行はありません」と、練習で煮詰めるロードレースとは真逆な走り方を語って下さった。



トライアルYAMAHA FACTORY RACING TEAM/黒山健一選手

 お笑い(?)トークで独壇場と化してしまった。

 「昨年、トライアルとロードが同じ日に開催されたことがありまして、その日が大雨だったんですよ。ロードは中止になったのにトライアルは開催されて。その大会2位だったので後から『何でトライアル中止にならんかったんや!!』って思いました」

 

 「トライアルの魅力は選手の顔が見えるので、走行中の選手の表情にも注目して下さい」

 

 同じコースを数本走るので、走行の合間に後輩に嘘情報を流した話はインパクトがあった。「本当は滑るのに『あそこイケたで!』なんて言うと、小川選手みたいなベテランはすぐに見抜くんですけど、新人は真に受けてそこ行ってスッテ~ンってなったことあるんですよ(笑)」




TeamGREEN/渡辺一樹選手

 「ロードレースは走り込んで数ミリ単位でマシンを調整して、それでようやく0.0何秒かを縮められるんです。トライアルのようにコース練習無しでいきなり走るなんて考えられません」

 モデルチェンジしたZX-10Rについて「新型になって性能が上がっているのでやっぱり嬉しいです」と、かなり感触が良かったのか嬉しそうな表情だった。

 ニューマシン優勝に期待がかかる。

 

ヨシムラスズキシェルアドバンス/津田拓也選手

 「和歌山出身なんですけど、ヘルメットにタコヤキをデザインしているんですよ。日章旗に見えて実はタコヤキなんです。爪楊枝も刺さってます(笑)」

 すると宮城さんが「和歌山も大阪も一緒! OK!!」と、強引に“和歌山でもタコヤキOK”の承認を会場の観客から得るのだった。

 


J-GP2チャンピオン MORIWAKI RACING/高橋裕紀選手

 「普段は100ccとかCBR250とかで練習してます。先日も津田選手と一緒に走りました。『CBR250R Dream CUP』というワンメイクレースがあって年齢制限なく参加できます。プロも参加できたと思います」

 

 すると司会の宮城さんが「普段1000ccクラスのバイクでレースしているライダーが、普段その十分の一のバイクで練習!? それに昔は一緒に練習するなんて事無かったですよ。我々の世代と言うと八代俊二さん、辻本聡さんとかいますが、みんなある程度の距離を保ちながら付き合ってますから。未だに。我々3人で何かやってるとこ見たことあります?」


 30分で予定されていたトークショーもあっという間に終わってしまった。

 トークショーが終わると全員、ステージから降りることなくステージ脇のカーテンから奥に退出。

 あの宮城さんですらスッとカーテンの奥に。やっぱり控室がすぐ後ろにあると出て来てはくれないのか…。

 サイン頂くチャンスは無いなぁ。とガックリ。



鈴鹿サーキットクイーンのおねえさん

 

 トークショーが終わってブログ仲間のシーポンさん夫妻が来られていたので暫しおしゃべり。

 お二人と別れてから1分も経たないうちに目の前をヨシムラの津田選手が歩いてくるではないか! この混雑する中をヨシムラのシャツ来て歩いてくるとは!!  メール連絡したが既に遅し。

 どうやら関係ブースに挨拶しつつスズキ・ブースに向かうようだった。

スズキ・ブースでトークショーを行う津田拓也選手

 実は「MFJステージ」に先駆けて行われたスズキ・ブースでの津田選手のトークショー1回目の終わりに津田選手からサインを頂いていた。

 「この機を逃してはチャンスが無い!」とお願いしたのだが、こうして出会える機会があるのなら(後から思えば)ムリしなくても良かった。

 津田選手に「お疲れ様でした。先ほどはありがとうございました」とお礼を述べたのだった。

 

 1週間前の鈴鹿ファン感謝デーの「8耐プレシーズンマッチ」で激感エリアから撮影した写真にサインを入れて頂いた。

津田拓也選手のサイン

 津田選手が歩いていたので、他の選手も関係ブースに現れるかも?―という期待が沸いた。

 会場を説明するならば、半分に仕切られた1号館の一番端にステージ。そこから順に2号館近くにMFJ、2号館の端にスズキ、もう一方の端近くにカワサキがある。

 一度カワサキ・ブースを覗いたが渡辺選手の姿は無かった。

 戻ってMFJブースを見ると、モリワキの高橋裕紀選手が来ているではないか!

 

 MFJブースには高橋選手がJ-GP2でチャンピオンを獲得したモリワキMD600と、JSB1000で山口辰也選手が乗るTOHORacingwithMORIWAKI CBR1000RRが展示されていたのだ。

 朝、MFJブースにいた鈴鹿サーキットクイーンのお姉さんに「今日、ここに高橋選手が来られるんですか?」と聞いた時は「来られないんですよぉ」と残念そうに答えていたので、高橋選手が来られたのは完全にサプライズだったのだろう。

 

高橋裕紀選手とJGP2チャンピオンレーサーMORIWAKI MD600


 上↑の写真、鈴鹿サーキットのツイッター掲載写真と同じ角度と構図でビックリ。ドルフィンの前に写真撮ってた方が鈴鹿サーキットの関係者だったのか!

 

 サインを頂いた時にトークショーで聞けなかった「今年、モリワキの鈴鹿8耐参戦はどうなるんですか?」と高橋選手に質問してみた。

 すると「8耐は来年に照準を合わせて、今年は出ないんですよ」との事。今年はJSB1000で良い結果を残す事に専念するようだ。

 

チャンピオンを決めたMFJ GPでの写真にサインを入れて頂いた。

高橋裕紀選手のサイン


 高橋選手まで関係ブースに来られたのだから―と、再度カワサキ・ブースに急いだ。

 すると、既に渡辺一樹選手がファンに囲まれ、サインや記念撮影に応じていた~ッ!!

 ただでさえ混雑していたので、スタッフにより「一旦、ブースの外に出てお願いします」ということになった。


 

 鈴鹿ファン感謝デーの「8耐プレシーズンマッチ」での新型カワサキZX-10Rの写真にサインを入れて頂いた。

 「あ、これ先週の(写真)ですね」と分かって下さった渡辺選手。 
 チョット金ペンがくたびれてしまっていたのが残念。

渡辺一樹選手のサイン

 しきりに各ブースに足を運んだ甲斐あって、サプライズ登場のタイミングに合うことができ、目的だったゲスト3ライダーのサインをGETすることができた。

 みなさんありがとうございました。




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