自動運転は見られなかった日産ブース 大阪モーターショーはあくまで展示会だった
大阪モーターショーでのドライバートークショーはメインステージで行った金曜日の小林可夢偉選手と土曜日の吉本大樹選手のみ。日曜日に至っては阪神タイガースの新監督・金本知憲氏が登壇するところは大阪っぽい。
大阪オートメッセは一時期ヒドイ状態だったが、近年は色々なブースで多くのドライバーがゲストに呼ばれてトークショーを行うあたりはお祭りとしては格段に面白い。
やはりモーターショーは“展示会”なのだな。
日産ブースでひと際多くのお客さんを集めていたのはコンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ。
「カッコイイが実用的ではない、いかにもコンセプトカーだな」―と思っていたら、ゲームに登場するマシンを1/1スケールで作ったらしい。道理で。ゲームをしないので知らなかった。
しかし、ランボルギーニなど、いかにもアニメチックな車を実際に売ってしまっているから将来的には分からない。
せめて小スケールでミニカー化して欲しいものだが、版権料がかなり高そうなので商品化しても高価になりそうだ。レッドブルX2010もそうだった。
マスクはフェラーリ・エンツォとGT-Rを合わせたような感じ。
フロントタイヤ後部のエアアウトレットからの流出速度を上げるためにエキパイが仕込まれている。フロントエンジンなのか。
リアはGTマシン。ルーフはオープンになりそうな感じに作られている。
1/1モデルなので自走はしないだろう。色々なイベントにバンバン出して行かないと“モト”が取れないだろう。余生はヘリテージコレクションで眠るのだろうか?
フロントとドアに仕込まれたLEDで文字を表現できるところが「欲しい!」と思った。
車内から車外にメッセージを送れたら面白いんじゃない?
今回大注目の自動運転車。
―なのだが、狭い展示スペースではその能力を発揮することもできず、単にシート位置の変更やステアリングの収納を見せるに留まった。
グリップス コンセプト
ガソリンで発電し、電気のみで走るハイブリッドEVをパワートレインに持つSUV。
ガソリンを燃焼させるということは排気ガスは出るんでしょうね…。
NISMO Z
NISMOコンプリート車はZが展示されていた。
乗車できるとあって周囲には人が多く、なかなか写真が撮れなかった。