25年ぶりの全日本ロードレース / MFJ GP土曜日観戦 イベント編 | CLUB24-にいよんー

25年ぶりの全日本ロードレース / MFJ GP土曜日観戦 イベント編

 全日本ロードレース最終戦・MFJ GP土曜日予選を観戦してきた。

 鈴鹿8耐ではなく、2輪の全日本選手権を観戦するのは'91年のBIG2&4レース以来25年ぶり。2輪だけでの開催となると26年ぶりになる。

 ここ数年の鈴鹿8耐観戦で、ドルフィンの中で4輪よりも2輪熱が高まってきているからだ。

 

 土曜日の朝、ゲートオープン前には既にサーキット駐車場には意外に多くの車が集まってきているのには驚いた。正直、もっと観客は少ないものだと思っていた。季節がらさすがに2輪での来場者は少ない。

 事前にサーキットのHPをチェックしていたが全然イベントが無い。特別展示も無い。

 GP広場に行ってみると敷地のほとんどは「STRIDER-1 SUZUKA GP プレチャレンジ」のコースになっている。「ストライダー」とはベダルの無いキック式の小型自転車。乗れるのは2歳以上の未就学児のみなので大人には関係ない。

 

 広場の外側に添って三重県観光やバイクのメーカーブースが並ぶ。

 グッズ販売やまたがれる市販バイクの展示が中心。トークショーはホンダが日曜日に行うくらい。

 鈴鹿サーキットのショップがテント一張りあるくらい。2輪なのでミニカーショップも出店していない。閑散とした感じが否めない。

 グランプリのタイトルがかかっているというのに、鈴鹿8耐に比べてお祭り感は「0」。昔のレース開催時はメーカーブースが少なかった分、これよりも寂しいものだったなーと、思い出す。

 

 本当に2輪レースが好きで観に来ている人が集まっている感じだ。

 BMWブースでアンケートに答えてもらったコールマンのアウトドアカップ。さすがはBMWだ。

 アウトドア用品が好きな嫁はんにいいお土産になった。

 嫁はんは「アウトドア用品って意外に便利。このカップは卵溶いたりミニトマト洗うのに便利」と喜んでくれた。


サーキットは秋を感じさせる

 天気は良かったものの風があったので、日蔭ではかなり寒かった。

 来週のフォーミュラJAF GPの時はインナーを着て行かないと寒いだろう。


 GP3予選もそこそこにピットウォークの列に並ぶ。今回最大のイベントだ。

 ピットウォークでヤマハの中須賀克行選手に「ヤマハ 鈴鹿8耐ヴィクトリーTシャツ」にサインを入れて頂くのだ。

 着ていれば背中が“台”になるのだが、着るつもりはない“観賞用Tシャツ”なので、テーブルに置いて書いて頂けるピットウォークが一番確実なのだ。

 早くから並んだ甲斐あって、中須賀選手にサインを入れて頂けた。

 

 40分くらいのピットウォークで、サイン待ちの列に並んでサインを頂けるのも4~5人が限度。

 選手も一緒に写真撮ったりとファンサービスしてくれるのでファン1人に費やす時間が長いのだ。

 

 キャンギャルに目もくれず、サインGETに奔走したのだった。

ピットウォークで頂いたステッカー


 旗やポスターは使わないので頂かず、かさばらないステッカーを頂くことにしている。

 「キャンギャルには目もくれず」―と書いたが、トーホーレーシングのお姉さん(↓)はシュッとしてカッコ良かったので撮影。

 

 走行スケジュールが終了すると、GP広場のステージで土曜日唯一のトークショー「2015 鈴鹿8耐 プレイバックトーク」が行われた。

 予選でポールポジションを確定したばかりの8耐ウィナー・中須賀選手と、プライベーターでありながら3年連続ドリームチームで表彰台に上がった加賀山就臣選手が多くのファンが待ちわびる中登場。

 鈴鹿1000㌔とスーパーフォーミュラ、鈴鹿8耐と全日本ロードレース。どれも観戦したが、2輪ファンはトークショーの時に最初から座っている。しかし、4輪ファンは司会者に促されるまで最前列でも立っている

 2輪ファンの方がマナーが協調性があってマナーが良いと感じた。

 「8耐の時にはエスパロガロ選手のタイムを抜けなくて、本当はめちゃくちゃ悔しかった。」「今回は絶対にタイムを更新したかった」と中須賀選手。

 気温が低くなりエンジンが回り易くなっているとはいえ、セッション開始早々に2分5秒192という驚異的タイムを出した時にはサーキットが沸いた。2番手の津田選手より1秒半も速いのだ。

 

 「エスパロガロ来てたらタイム塗り替えられてたな(笑)」と横から加賀山選手。

 

 3年連続でメーカーの枠を超えてドリームチームを編成した加賀山選手。

 「キヨ(清成龍一選手)は俺が英スーパーバイクに行ったらあいつも来て、スーパーバイクに行ったらあいつも来たから先輩風吹かせられるんだよ」「今年の鈴鹿8耐も『来い!』の一言で『NO』は無しだった(笑)」と、面白おかしく話してくれた。しかし、プロの契約である。裏ではかなり苦労したのではないかと推測する。

 それでも2輪ファンを増やすため、ファンに“夢”を持たせるために楽しく話をしてくれていると思う。

 

 2選手の弾むトークで時間はあっという間に過ぎてしまった。


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