ストーナー転倒の衝撃 鈴鹿8耐三連覇を目指した634ハルクプロRT
MotoGPで二度世界チャンピオンを獲得したケーシー・ストーナー選手をチーム入りさせて、今年の鈴鹿8耐での最注目チームとなったMuSASHi RT HARC-PRO.。
復帰した世界王者の加入で鈴鹿8耐三連覇に大きく前進した。
テスト段階から好調を維持していたのだが…。あまりにも残酷な結末。
日曜日に鈴鹿に観戦に行っても、イベントを見ていてストーナー選手を観られなかった方もいたかも。
高橋巧選手
金曜日の予選からタイム的にはストーナー選手に遅れをとっていて「いま一つ乗れていないなー」という感じだった。
決勝ではスタートライダーを務めた高橋選手。ダンゴ状態のトップ争いを展開して2番手でストーナー選手に繋いだ。
マイケル選手に続いてピットウォークのサイン会に登場した高橋選手。
TOP10TRIAL進出タイムをマークし、TRIAL出走20選手の中でも4番手のタイムを記録するなど、チーム随一の速さを見せていた。
現役を退いていたとはいえ、MotoGPチャンピオンの技量の高さを見せつけられた。
決勝でも常にトップ争いを展開していたが、ヘアピンで大転倒。金・土の観戦疲れでうとうとしながらTVを見ていたが、目が覚めた。
まさか世界チャンピオンが転倒するとは誰も思っていなかっただろう。しかもマシンもライダーも吹っ飛ぶほどの…。
ホンダが「スロットルケーブルの不調」と発表してストーナー選手に謝罪したらしいが、金曜日の予選から異なるメーカー車がヘアピンの同じ場所で同じようにマシンが宙を舞うほどの大クラッシュが相次いだので、別の原因があるのではないかと推測する。
「MotoGP時代は常に他を寄せ付けないほど張りつめていたましたが、鈴鹿ではリラックスしてますね」とBS12のTV放送で(音声はサーキットアナウンスと同じ)話していた。
MotoGP時代を知らないドルフィンにとっては「すごく気さくなライダー」という印象だった。
ストーナー選手とのツーショット写真にもサインを入れて頂いた。
今は怪我が早く治る事をお祈りしている。
鈴鹿8耐初出場で優勝。そして二連覇と「優勝しか知らないライダー」だったマイケル選手。
決勝では出番が回ってくる前にリタイアとなってしまった。
来年もハルクプロで走るのだろうか?
ピットウォークでは早々と登場してくれたマイケル選手。3選手そろわないのでサイン待ちの列が流れず手持無沙汰になってしまった。
自らのデジカメでファンと一緒に写真撮影するなどして楽しんでいた様子。
ハルクプロのピット裏
MuSASHi RT HARC-PRO.サイン・スリーカード
土曜日のピットウォークで頂いたハルクプロ3ライダーのサイン。
第3ライダー予選セッションを半分以上犠牲にしてピットウォークの列に並んだおかげでハルクプロのピット前に2番手で到着。ピットウォーク終了10分前に出てきたストーナー選手も含めて3選手にサインを頂けた。
写真はテストの時のもの。マイケル選手は雨の時のピンが甘い写真しかなく残念。
高橋巧選手のサイン