ワークスに立ち向かう鈴鹿8耐「6勝」のドリームチーム Team KAGAYAMA
今年はオールジャパンのドリーム・チームを編成したTeam KAGAYAMA。
加賀山選手(スズキ・1勝)、芳賀選手(ヤマハ・1勝)、清成選手(ホンダ・4勝)―と、出身メーカーが異なる3ライダーで構成。メーカー色が強いロードレース界においては超異質で面白いチームとなった。
しかも3人ともGPやワールド・スーパーバイクで活躍している実力。
「3人合わせて鈴鹿8耐6勝」という素晴らしい実績を持っている。
プライベート・チームでありながら3年連続3位表彰台は、チーム力の高さを伺える。プライベートチームがワークス系チームに立ち向かうさまにファンはシビレるのだ。
シケインで転倒するも大事に至らず、終わってみれば3位表彰台を獲得しているところは素晴らしい。
予選やTOP10TRIALを通してタイム的にもチームを引っ張り続けた。
芳賀紀行選手
決勝レースでは色が異なるヘルメットを2種類も使用していた。日曜日に観戦に行った方のみ観ることができたプレミアムなものだ。
来場したハリウッド俳優のキアヌ・リーブス氏が芳賀選手のファンだったとは知らなかった。海外にも熱烈ファンを持っているとはさすが!
清成龍一選手
宇川徹選手が持つ「鈴鹿8耐5勝」に並ぶか?―と、期待がかかった清成選手。
「8耐4勝」今回出場選手の中ではは紛れもなく最多。ミスター8耐である。
決勝のスタートライダーを務めた清成選手は、予選5番手の位置から見事なスタートを決めてトップで1コーナーに進入した。
トークショーで加賀山選手に「絶対勝てるマシンを作るから―と言って(清成選手を)引っ張ってきたのに申し訳ない」と話していた。
今年もパドックに出現したチーム・カガヤマの仮設パドックハウス。
3ライダー+チーム所属の武田雄一選手のゼッケンロゴがあしらわれている。
Team KAGAYAMA サイン・スリーカード
金曜ピットウォークと土曜日ライダートークショー終了後に頂いたTeam KAGAYAMA3ライダーのサイン。
写真はテスト日の時のもの。
雨だったテスト日のピンが甘い写真しかなかったが、清成選手+スズキ+ダンロップの組み合わせは来年もあるかどうか分からなかったので、この写真にサインを頂いた。
トークショーで「キヨ、来年も(ウチで)走れよ!」と加賀山選手に言われていたが、どうなるのだろう?