鈴鹿8耐 イケメン・ヤングパワーが2位表彰台 F.C.C.STR HONDA
鈴鹿8時間耐久オートバイレースで2位に入ったのは、ライダー総入れ替え、しかも全員若いライダーで編成したF.C.C.STR HONDAだった。
ライダー個々の技量もさることながら、若い3人を支えるチームの底力の凄さを感じずじはいられない。
イケメン過ぎるライダー3人
3メーカーの中では一番旧型のホンダCBR1000RR。速さでは完全に劣るものの熟成された安定感が耐久レースでは武器になった。
決勝TVを見ている限りでは大きなトラブルは無かった。優勝したヤマハ・ファクトリーに対して唯一の同一周回で走っていたのだが、最後のセーフティーカーが入った時にヤマハ・ファクトリーと分けられてしまって追いつく機会を失くしてしまった。
今はセーフティーカーが2台入るとは知らなかった。昔のように1台だけなら逆に追いつくチャンスだったのに…。惜しい。
ヤマハ・ファクトリーのポル・エスパルガロ選手と直接対決した時、落ち着いてバックマーカーを処理して引き離す“燻し銀”的走りを見せた。さすがはホームサーキットで迎えた3度目の鈴鹿8耐だけのことはある。耐久向きなのかもしれない。
全日本JSB1000でも表彰台の常連になってもらいたいものだ。そのためにはホンダが新型マシンを投入してくれないと…。
一発の速さはチーム随一。さすがはGP2ライダー。走行スティンも多かった。所属チームを2年連続表彰台に導いた功績は大きい。
昨年、チーム・カガヤマで参戦した後、GPに戻ってから「鈴鹿8耐は面白かった」と多くのライダーに語ったため、今年はGP2ライダーの参戦希望オファーが多かった―とSTR監督がトークショーで語っていた。
監督は今年エーガーター選手を乗せるにあたって「加賀山選手には“仁義”を通してエーガーター選手を獲得した」と話した。
「8耐参戦が次へのチャンスにつながってくれればいいけど、今は決勝に向けて全力を尽くすよ」と話していた。MotoGPステップアップも近いか?
ファン対応は本当に紳士である。
初の鈴鹿8耐参戦、初のスーパーバイク・ライディング上、事前テストも雨で不十分だった。
そのため決勝では出番が少なくアピールできなかった。
F.C.C.STR HONDA サイン・スリーカード
金曜~土曜日で頂いたF.C.C.TSR3ライダーのサイン。
写真はテストの時のもの。カイル・スミス選手は雨の時のピンが甘い写真しかなく残念。
ジョシュ・フック選手のサイン
ドミニク・エーガーター選手のサイン
カイル・スミス選手のサイン