鈴鹿8耐にハリウッド俳優、キアヌ・リーブスが来た!見た!走った! | CLUB24-にいよんー

鈴鹿8耐にハリウッド俳優、キアヌ・リーブスが来た!見た!走った!

 鈴鹿8時間耐久オートバイレース観戦に出発する前日、鈴鹿サーキットのHPを見ると「鈴鹿8耐 ハリウッド俳優 キアヌ・リーブス氏来場が決定!」といきなり掲載されていた。

 

 事前に来場が決定されていたのなら入場者増加のため大々的に広告を打っていたことだろう。

 そう考えると本当に突然決まった話ではないだろうか。

 キアヌ氏がプロデュースするバイク・Arch Motorcycle KRGT‐1で土曜日にサーキット走行し、決勝スタートのスターティングフラッグマンを務めた。

 ハリウッドの大物俳優だが、ドルフィンはキアノ・リーブス氏についてあまりよく知らない

 サイトで顔や出演作品を調べているとニュースサイトだっただろうか、「土曜日に来日し鈴鹿に来場」とあった。

 バイク走行予定時間が15時過ぎ。

 ―推理すると14時過ぎにサーキット入りするのではないだろうか?

 

 土曜日のトークショー巡りもひと段落し、スタンド裏に行ってみるとセンチュリーのハイヤーが停まっていた。

 今日、センチュリーのハイヤーを使用する人物となると、大メーカーの社長クラスかハリウッド俳優しかいない。着いてしまった後か? これから乗りこむのか?

 休憩を兼ねて見張るつもりで、とりあえずドリンクのペットボトルを捨てに行った。

 

 戻ってくると事態は急転していた。

 センチュリーの横に数人の外国人と日本人が立っているではないか! この中にいる!! 特に中央のモミアゲ髭面男が怪しい。が、サイトに掲載されていた写真より太っているように見える。別人か?

 一瞬の迷いでチャンスを失った。

 

 髭面男はドルフィンの前を通り―その際、こちらに向かってニコリとし―センチュリーの後部座席に納まってしまったのだ。

 せっかくサイン帳をすぐ取り出せるようにしていたのに…。

 こういうタイミングには滅法恵まれるのだが、人の顔の見分けがつかないところがドルフィンの欠点だ。

 

 大ファンではないが、ハリウッドスターのサインを頂くチャンスなど今後ない。―そう思うと大物を釣り逃がした気がして悔しいのだ。

 家に帰ってから嫁はんにその話をすると「キアヌが来ていると分かっていて、このメンバー(写真に写っていた)を見れば一目瞭然。分からない方が不思議!?」と『マトリックス』ばりにのけぞられた。

 

 日曜日にはステージでトークショーも行ったらしい。

 運が良い方はその時にサインもらえていたかもね。

 土曜日の8耐ポールポジションを決めるTOP10TRIAL前に、キアヌ氏が自分のバイクで鈴鹿のフルコースを2周デモランした。

 せっかく本人がライディングしているのに、フルフェイスのヘルメットでは顔が見られない!

 ノーヘルでも良さそうなものだが、サーキット側がそれを許しはしない。

 マーシャルカーの先導のもとでの走行で「もっと速く走りたい」とマーシャルカーを“煽る”そぶりさえ見せていた。

 

 デモラン後、スタンド裏にArch Motorcycleが展示されていた。

 表示によると―エンジンはS&S Cycle製TwinCamV2で2032㏄。タンクはアルミ削り出し、マフラーはヨシムラ製らしい。

 鈴鹿でお披露目したということは日本で販売をするつもりなのだろう。

 

 見ていた方が口々の感想を聞いていると賛否両論あった。

 



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