百年の町で「じないまち古書散歩」 旅するランボルギーニ・イオタ
5月9日の土曜日、大阪府富田林市にある重要伝統的建造物群保存地区―じないまちで、「じないまち古書散歩」が行われたので行って来た。
前日まで晴れか曇りの予報だったのにもかかわらず、午後から雨が降り出す“本”には不適切な天候になってしまった。
一昨年も雨に降られた経験から、今年は旧万里の春酒造の酒蔵がメイン会場となった。
百年前の建物が残る町の至る所に一箱古書店が点在し、地図を見ながら探し歩く一種のオリエンテーリングか宝探しのような楽しみは無くなってしまったが、雨でも開催できる強みがある。
どちらが良いのだろうか…?
酒蔵の入り口
酒蔵に入ると多くの箱主さんとお客さんでいっぱい。
古書イベントにこれほどまで多くのお客さんが集まるとは、嫁はんに誘われて出かけるようになるまで知らなかった。
生活がかかっている職業の古書店よりは安く、意外に掘り出し物もあるところが魅力。
箱主さんと好きな本に付いてお喋りするのも楽しい。
酒蔵の中には1DAYブックカフェも出店。
ご当地モノが売られていると買いたくなるのがドルフィンの常。
―と言う訳で
米粉を使っているのでモッチリとした生地。バニラビーンズたっぷりのクリームで美味しかった。
本会場とは別に、かつて書店を営んでいた町屋で「休日書店 青々堂」と「佐ノ川谷藍子 器展」、「ソラハナ堂 布雑貨」が開催されていた。
“じないまち”らしい良い雰囲気。
町屋の外にも器が並べられていて目を引く
町屋の中は、本、陶器、布雑貨が区分けされた展示ではなく、それぞれが融合した状態になっていて調和がとれている。
棚にも本と陶器が展示されていた
藍色を基調にした作品が多い藍子さんの器。持つ手への馴染じ感があるうえに軽い。
器のひとつひとつに吸い込まれるような魅力がある。
ソラハナ堂の布雑貨
ソラハナ堂さんの本拠地・奈良の珈琲屋さんや、じないまちにある「珈琲豆の蔵 平蔵」さんで使われているコーヒー袋を使用した麻袋。
奈良公園にいる鹿先輩をモデルにデザインされた布雑貨。
藍子さんの器やソラハナ堂さんの雑貨はネットでも購入可なのだそうだ。
青々堂さんは古書だけではなく書店を営んでいた時からの新古書も格安で販売されている。
猫本も多い。
昔の書店ポスターやノボリ、出版取次の箱も飾られている休日書店 青々堂
「蔵を整理していたら色々と本が出てきたので」と、急遽“シークレット会場”となった旧家。
畳の部屋に上がって本を見る。












