テストバンバンやっていたから勝つ 歴代ウイリアムズ/ホンダ ファン感謝デー伝説の物語5

3月の鈴鹿ファン感謝デーは「Honda F1復活祭」とタイトルが付けられていた。
しかし、いざF1が開幕してみるとマクラーレン・ホンダは不安視されていたそのままの状態で2戦消化。事前に“煽り”をいれていたホンダやマスコミが赤面するほど超低迷。
2人も抱えたワールドチャンピオンがあまりにも可哀想な状況である。もはやチャンピオンの腕でどうこうなるレベルではないことくらいシロウト目にも分かる。
第二期参戦していた時はウイリアムズFW11をテスト用に持ち込んで鈴鹿でバンバンテストをしていた。だから強かった。
今はエンジン開発に規制がかかっているためになかなか昔ほどテストできないようだ。
ホンダも企業として昔ほど必死さがないのかもしれない。
かつてテストドライバーを担当していたのがF1に行く前の中嶋悟選手だった。ホンダエンジンのテストでF1ターボパワーに体を慣らしていた。
中嶋選手がF1に行った後はジェフ・リース選手や星野一義選手もテストドライバーを務めていた。
写真は鈴鹿でF1日本GPが開催される直前の'87年5月に撮影したもの。
ウイリアムズFW11でエンジンテストをするジェフ・リース選手。
写真のサインは'96年頃にリース選手が鈴鹿1000㌔で来日した際に頂いたもの。
現在、ファン感謝デー等のイベントで走行するマシンも「レッド5」のFW11。エンジンテストで使い込んだ車体ではないだろうか?
2012年鈴鹿ファン感謝デーでウイリアムズFW11に乗りこむ星野一義監督
トップの写真はアオシマ1/64ミニカーのウイリアムズFW11B ネルソン・ピケット車。'87年、ホンダエンジン搭載車が初めてワールドチャンピオンを輩出した記念車だ。
ファン感謝デーではレーシングシアター展示になっていた。
2012年鈴鹿サーキット50thアニバーサリーデーで展示された
ウイリアムズFW11B/ホンダ(1987)
F1初開催された鈴鹿でタイトルを決めたネルソン・ピケット選手のマシン。
当時のターボF1マシンは、直線では空気を切り裂いてリアウイングから“飛行機雲”が現れるのが印象的だった。
ウイリアムズ・Honda FW10(1985)
今年のファン感謝デーで展示されたウイリアムズFW10。日本でF1が開催される前のマシンたちだ。
「B」投入によってシーズン終盤を3連勝で締めくくった。
東京モーターショーでも「3連勝」と大々的に展示されたと記憶する。
この頃のマシンはカッコ良かった。
2014年F1日本GPで展示された
ナイジェル・マンセル選手が最終戦オーストラリアGPのゴール前でタイヤバーストしなければチャンピオンを獲得していた。ターボ無制限1000馬力オーバー時代最後のマシン。




