アレジ選手に乗ってもらいたかった タイレル019
アンヘドラルウイングとハイノーズが革新的だったタイレル019/フォード。
日本人にとっては中嶋悟選手の愛機、そして日本GPで6位入賞したマシンとして、さらには中嶋選手が歌った『悲しき水中翼船』のモデルとしても強く記憶に残るF1マシンだ。
だが、タイレル019で最高の成績を収めたのは、伝統のモナコGPで2位表彰台に立ったジャン・アレジ選手だ。
2013年の鈴鹿ファン感謝デーで披露されたタイレル019
ワークスエンジンではなく、市販フォードDFRを使用していたこともあり、タイレル019が現役を退いた後、’91~’92年頃には日本人オーナーの手に渡っていた。
'92年の富士スピードウェイで開催されたN1耐久レースのサポートイベントでデモラン。車体を路面に擦って火花を撒き散らしてストレートを走っていた。車体底部を擦ってもいいようにプレートを取り付けていたのだろうが、マシンがまだ若い当時でなければできなかった粗芸だ。とても四半世紀経った現在ではマシンに負担がかかって無理だろう。
2013年の鈴鹿ファン感謝デーで'92年のN1耐久以来、10年ぶりにタイレル019を見ることができた。
2015年ファン感謝デーで頂いたアレジ選手のサイン
今年のファン感謝デーにゲストとして来日したジャン・アレジ氏。デモランではマクラーレン/ホンダをドライブしたが、やはりタイレル019も走らせてもらいたかった。

2015年ファン感謝デーでタイレル019をドライブする中嶋監督
ミニカーを集めて1~2年した頃、ネットオークションで入手したONIX 1/43のタイレル019アレジ車。
今見ると荒い作りのONIXだが当時は絶版品で、中嶋車はかなり価格高騰していた。
アレジ車の方が入手しやすかった事もあるが、モナコで2位に入ったので019はアレジ選手のイメージもあった。
逆に020は2位表彰台に入ったステファノ・モデナ選手よりも中嶋選手のイメージだ。いや、中嶋選手のイメージしかないのだ。
近年、中嶋車が精密な1/43ミニカーが発売されたが、雑誌の利益絡みで高価すぎた。なのでONIXで充分だ。


