ワイン・ガードナー鈴鹿を走る! モリワキ祭り~レジェンドライダー編
鈴鹿サーキットで催された「40周年記念モリワキ祭―温故知真―」。
若者が熱狂した’80年代ロードレースを牽引したモリワキ所縁のレジェンドライダー、グレーム・クロスビー氏、ワイン・ガードナー氏、そしてケビン・シュワンツ氏がゲストで来日。
モリワキのレーサーでデモランを行う予定だった。
「だった」と言うのも、シュワンツ氏は数日前にバイクで転倒、鎖骨骨折してしまったそうだ。怪我をおして来日したもののデモランは不可能。
ウエット路面のため、高齢のクロスビー氏は大事をとって走行棄権することになった。
ガードナー氏がただ一人、高橋裕紀選手が今年J-GP2タイトルを獲得したゼッケン「72」のMD600 Moriwaki Dreamを駆ってデモラン。
'80年代WGPを彷彿させるロスマンズ・ホンダのツナギを着ているが、この体のサイズからして当時のツナギではなく“新調”したものと察せられる。
ガードナー氏の走行中、クロスビー氏とシュワンツ氏がサーキットモニターを見なが笑い満載の解説。
シュワンツ氏が鈴鹿8耐に選手復帰したので、ガードナー氏も8耐復帰して欲しいと誰もが願っていた事だろう。しかし、この体型を見てしまうとそれも難しいかな…。
先ずは激しいライディングができるようにダイエットしなくては。
ウエット路面でコーナーこそ攻めたてはしなかったが、直線はなかなかのスピードで通過。ますますレース復帰して欲しくなってしまう。
デモラン&トークショー後にスタンドに集まったファンにサインのサービス。
ガードナー氏に鈴鹿サーキット50thアニバーサリーデーでNSR500をデモランした時の写真にサインを入れて頂いた。
ワイン・ガードナー氏のサイン
怪我をしていなかったらシュワンツ氏がデモランする予定だったマシンがコレ。ホンダ・ウイングと星条旗を合わせたカラーリングのモリワキMD600。ゼッケンはもちろん「34」だ。
2010年のMotoGPのインディアナポリスGP・GP2クラスにワイルドカードで参戦したマシン。シュワンツ氏は選手ではなく、監督としてアメリカン・ホンダ・チームの指揮を執った。
年式やレギュレーションの違いだろうか、J-GP2レーサーとマフラー形状や細部が異なっていた。
ライディング予定だったモリワキMD600とシュワンツ氏
8耐に現役参戦していただけにMD600を操るシュワンツ氏の走りを見たかった。
後日、その写真にサインを入れて頂く楽しみもあったのだが…。
ケビン・シュワンツ氏のサイン
サイン会の時にシュワンツ氏が今年の鈴鹿8耐にヨシムラから参戦した時の写真にサインを入れて頂いた。
走行後、レジェンド3人で記念撮影 絵になるなぁ