40周年モリワキ祭り 豪華ゲスト陣~日本人ライダー編 | CLUB24-にいよんー

40周年モリワキ祭り 豪華ゲスト陣~日本人ライダー編

 11月最終土曜・日曜に鈴鹿サンデーロードレースと併催された40周年記念モリワキ祭―温故知真―

 土曜日に鈴鹿サーキットに行ったのだが、モリワキ祭のイベントやトークショーが山盛りで、サンデーロードレース予選は“合間に観る”という感じだった。とてもコーナーまでは観に行く時間がない。

 サンデーロードは7クラスくらいあるのでピットも大混雑。久しぶりに2ストローク・レーサーの排気音を聞いた。やっぱり2ストはいい!

 

 モリワキ祭のメインである海外からのレジェンドライダーはもちろんのこと、日本人ライダーのトークショー・ゲストも豪華な顔ぶれだった。

TOHO Racing with MORIWAKIの山口辰也選手(左)と2014年JGP2チャンピオン高橋裕紀選手(右)


 最初のトークショーは2002年JSB1000チャンピオン、2010~'11年ST600チャンピン、2012年鈴鹿8耐2位のTOHO Racing with MORIWAKIで所属・山口辰也選手。

 2004年全日本GP2チャンピオン。2009年にはMotoGP参戦。2012年鈴鹿8耐で山口辰也選手、手島雄介選手と組んで2位。2014年J‐GP2チャンピオンの高橋裕紀選手の登場。

 

ヘルメットを着用する山口選手(左)と山口選手のサイン

山口選手のサイン

 

 午後の「8耐ピットストップデモ」では、展示されていたTOHO Racingの8耐用レーサーHONDA CBR1000RRで山口選手→高橋選手への交代、その逆パターンの2回披露された。

 グランプリスクエア内ではバイクの走行が禁じられているため、スタッフの手押しでレーサーが移動。

 目の前で繰り広げられるタイヤ交換&ガスチャージ作業は迫力があった。

 

TOHO Racingのイベントブース

2014年全日本JSB100クラスHONDA CBR1000RR(手前)

2014年鈴鹿4耐用CBR600RR TOHO Racingコンプリート車(奥)


 4耐用コンプリート車は販売されていたようで「売約済み」になっていた。
  

「今日のために“モリワキカット”にしてきました!」と高橋選手

 

 

高橋選手のサイン


 2014年全日本J‐GP2チャンピオンを獲得した高橋選手のMD600 Moriwaki Dream

 エンジンはホンダCBR600RRベースにしたモリワキチューン。車体はモリワキオリジナル。

 チャンピオンを獲得したゼッケン「72」の高橋車と、チャンピオン獲得記念でゼッケン「1」を付けたレーサーが展示されていた。
 

 グレーム・クロスビー氏、ワイン・ガードナー氏、ケビンシュワンツ氏らレジェンドライダー・トークショーに続いて、日本のレジェンド・宇川徹氏の登場だ。

高橋選手(左)と鈴鹿8耐最多優勝数を誇る宇川徹氏(右)


 ワイン・ガードナー氏を上回る、鈴鹿8耐最多5勝を誇り、MotoGP日本人初優勝者。WGP500㏄クラスにもMotoGPにも参戦経験がある。

 宇川氏が現役で活躍していた時は、ドルフィンは鈴鹿8耐やロードレースの観戦に行かなくなっていた時期だったので、見ていたのはTVや雑誌。

 今回初めて“生”宇川を目にして、サインを頂いた。

宇川徹氏とサイン





 土曜日最後のトークショーは、宮城光氏が司会で、元モリワキの種岡⼀吉⽒、今井伸⼀朗氏が登場。
 2人がコンビを組んでいた1990年の鈴鹿8耐、観戦に行きましたよ。

 トークショーを聞いていたら当時の様子が頭の中に蘇ってきた。

左から宮城光氏、種岡⼀吉氏、今井伸⼀朗氏

 「僕はコッソリ転倒して帰ってくる事が多かったけど、2人は全損率が高いコケ方してましたね。それほど突っ込んだ走りをしていた」「モリワキの倉庫1つツブした(壊れた品で埋まってしまった)2人です」と宮城氏。

 

Moriwaki ZERO VX-7 1990年

 HONDA RC30ベースの鈴鹿8耐用レーサー。

 本来、リア片持ちスイングアームの「プロアーム」を採用していたRC30だが、森脇護社長が「バイクのサスは両持ちが一番良い」と、フレームだけでなくサスも自作した―という逸話がトークショーで語られていた。

宮城光氏とサイン



 午前中からTVの取材(何の番組?)で会場に姿を見せていた宮城氏。

 

 ファンへの対応の良さや、トークショーでは周囲の人を立てる話し方をしていたのを聞いていて、未だ衰えぬ人気の高さの秘訣が分かったような気がする。
 現役時代はマスコミに美形ライダーとして囃し立てられ、本人もトンガったイメージでイマイチ好きになれなかった。だが、この人の良さは一長一短に形成されるものではない。現役当時から本当は人の良いライダーだったのだろう。

 

Moriwaki ZERO X1 1984年

 宮城氏が「スーパーノービス」と騒がれた頃に参戦していたTT-F3レーサー。

 八代俊二選手のTT-F1クラス・チャンピオンとともに宮城氏のTT-F3クラス制覇で、1984年はモリワキは全日本Wチャンピオンを獲得した。



 今回、コンパクト・デジカメで動画も撮影したので、編集出来次第UPします。


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