レジェンドライダー来日!「40周年記念モリワキ祭」に行ってきました
情報を知ったのは偶然だった。1週間前に本屋でバイク雑誌を立ち読みしていると、11月29日、30日に鈴鹿サンデーロードレースとの併催で「40周年記念 モリワキ祭―温故知真」が開催される事を知った。
しかも伝説のライダー、グレーム・クロスビー氏、ワイン・ガードナー氏、ケビン・シュワンツ氏がゲストで来日するという。
これはサインを頂く絶好のチャンス! 行くしかないッ!!―と、急遽鈴鹿行きを決意したのだった。
学生時代にホンダのバイクに乗っていたのでロードレースではホンダを応援していた。だが、ワークスでは面白くない。打倒ワークスを掲げホンダのバイクをベースにレーサーを作っていたモリワキを応援していたのだった。
しかも、初めて観戦した鈴鹿8耐で、モリワキのエース・八代俊二選手にサインを頂いた事もあり、モリワキ好きに拍車がかかった。
翌年から鈴鹿8耐にはオリジナルのモリワキ応援旗を作っていったほどだ。ドルフィンのオリジナル応援旗第一号だった。
モリワキ・トランスポーターとメインステージ
レジェンドライダーにサインを頂くのが最大の目的。開催日を待つ1週間の間には「もらえるチャンスがあるだろうか?」と不安になる時もあった。
だが「目標がプレッシャーになっては楽しくない。目標達成を楽しんでこそのイベントなのだ」と思い直した。
サンデーロードレースは遊園地入場料で観戦できる=F1チケットで遊園地入場できる=F1チケットがあれば見に行ける―の方法をとった。
今回はウイナーズカード引き換えもあったので友人のチケットを借りていった。
毎日鈴鹿ポイント天気予報を見てきたが、見に行く土曜日だけは雨予報が消えなかった。
果たして当日の朝には雨が上がり陽が差すほどだったのだが、いざイベントが始まると怪しい雲が接近してきた。
ついには雨。「モリワキ カスタム車発表会」が中止になってしまった。
メインステージ前に黒いカバーをかけられていた2台のバイクは、その姿を見せることなく撤収されてしまった。見たかったなぁ。
レジェンドライダーのトークショーになる頃には豪雨に。
写真から雨の様子が伺えよう↓。
グレーム・クロスビー氏とサイン
'80年代の鈴鹿8耐でもクロスビー氏と國武舞レーシングの清水國明さんと一緒にいるところを目撃した事はあったが、サインを頂くのは今回が初めて。
クロスビー氏が被っている帽子は、会場でも販売されていたVANQUISHとコラボしたデニムキャップ。
クロスビー氏は本当にファンサービスを熱心にして下さる。時間が過ぎてもいつまでも残ってサインや写真撮影に応じていた。
ワイン・ガードナー氏とサイン
全日本ロードレース・チャンピオンを獲得してWGP参戦。ミスター鈴鹿8耐。4輪JGTCにも参戦―と、日本には超馴染みがあり人気も高いガードナー氏。黒ぶち眼鏡がオシャレ。
50周年記念鈴鹿ファン感謝デー以来。
ケビン・シュワンツ氏とサイン
シュワンツ氏には、ブログ仲間のシーポンさんから鈴鹿8耐のお土産に頂いたクリアファイルにサインを入れて頂く。辻本選手と青木選手にもサインを入れて頂いて「ヨシムラ レジェンドチーム」の寄せサインを完成させたい。
来年もシュワンツ氏が8耐に参戦するかどうか分からないので、今回が最大のチャンスだった。
数日前にバイクで転倒。モリワキのFacebookで「残念なお知らせが―」とあったので「もしや来日キャンセル!?」と不安に思ったが、鎖骨骨折したのをおして来日。デモラン見合わせとなった。
午後には雨が上がり、サイン会は予定通り行われた。
サイン会参加できるのはグッズを幾ら以上購入者限定にはならず、先着順という大盤振る舞い。
左からガードナー氏、クロスビー氏、シュワンツ氏、宇川徹氏、山口辰也選手、高橋裕紀選手、宮城光氏
めっちゃ豪華な面々。
グランプリスクエアには協賛メーカーのブースがひしめき合っていた。
ブースの多さではスーパーGT以上ではないだろうか? しかもグッズショップはモリワキグッズの1店のみ。ほとんどが製品紹介のブースなので見応えがある。
一部を紹介―
グランプリスクエアは協賛メーカーのブースで活気があった
展示されているバイクはもちろんメーカーに関係なく全てモリワキのパーツが使用されている。
50回NGK杯鈴鹿サンデーロードレースを記念車
ツナギを多数展示。
「買うのをためらっている方は先ずはレンタルツナギからどうぞ」
ホンダ モーターサイクルジャパン
CB系バイクが多数展示。
車体が固定されていて、乗ってエンジンをかけて排気音を楽しむことができる。
モーターショー等でまたがる事はできてもエンジンまではかけられないので画期的だった。
ロボに変形しそうなホンダNM4750。
八尾&山科カワサキ
スーパーチャージャーでウイング付きの最新型・ニンジャH2Rは無かった。期待していたのでガッカリ。
中日本自動車短期大学
スーパーGTにも参戦しているNACが作った車とバイクが展示。学校紹介されていた。
ジェンソン・バトン選手サイン入りヘルメットや、ロードレーサーの優勝記念ヘルメットも展示。
最近のロードレースは優勝やチャンピオン獲得すると、記念仕様のバイザーになるようだ。
ヘルメットの試被もできる。
鈴鹿ロボケアセンター
市販を目指しているパワードスーツを展示。これは目を引く。
是非とも体験してみたかった!
鈴鹿4耐参戦したHONDA CBR600RR
2輪、4輪レースをサポートしているカロリーゼロのエナジードリンク・シナジーフォース。
1人1本プレゼントしてくれていた。初めて飲んだ。
手塚治虫先生の手塚プロがキャラクターデザインした鈴鹿市のマスコット、ベルディ(性別不明)。
F1やスーパーGTの時の出展同様、ミニゲームや特産品の販売をしていた。
カワサキZ系のクラブ。
マナーを守って楽しいバイクライフを提唱。
Z1ファンクラブやパレードラン参加するバイクが駐車。圧巻。
ヘルメットも多様なメーカーで、それを見るのも面白い。ドルフィンはやっぱりシンプソンに目が行く。
まだ多くのブースが出展していて、楽しかった。
キッズ用ミニバイク体験コースもあった。自分が乗りたいくらいだ。
春のファン感謝デーも雨。そして“今度こそ”今年最後のモリワキ祭も雨。雨に始まり雨で終わる2014年の鈴鹿観戦でした。