悪夢! 可夢偉選手2周でクラッシュ!! F1日本GP金曜日
2014 F1日本グランプリ
今年も金曜日券で観戦に出かけてきた。
遊園地のゲートを過ぎると広場に小林可夢偉選手の応援幕が掲げられていた。
これは応援メッセージを書いたボードを持ったファンの写真で構成されている。
ドルフィンも鈴鹿1000㌔の際に写真を撮ってもらったので、この中に加わっている。
―はずなのだ、見つからない。
幕が風通しの良い素材でできているから一層判り辛い。紛れてもいいように応援メッセージは太字で書いたのだがささやかな抵抗だったようだ。
サーキット内各所では可夢偉選手応援フラッグが配られている。
母国GPというのに可夢偉選手は金曜日午前中は走行できず、新人のロベルト・メルヒ選手にシートを与えてしまうケータハム・チームの行為。日本人をなめてるのか?
可夢偉弁当を食べて応援にも気合いが入る。
待望の可夢偉選手が走る金曜午後のフリー走行2回目。
1周目とセッション最終ラップは応援フラッグを思いっきり振ってやろう決めていた。ファンとして、応援フラッグを受け取った者の礼儀として最低限の事だ。
可夢偉選手の走行がスタート。応援フラッグのハタメキが追いかけて動いている。'90年の日本GPを思い出す。
そして観戦していた逆バンクにもゼッケ10のケータハムが走ってきた。
振られるフラッグ。声援も飛ぶ。静かになったエンジン音では声援も届くのではないかと思うほどだ。
3周目にさしかかるとサーキットアナウンサーの悲鳴にも聞こえる絶叫が響いた。
サーキットモニターに映し出される砂煙を上げてタイヤバリアに突っ込む可夢偉選手のケータハムが映っていた。
悪夢だ。
リプレイの車載カメラ映像を見ると、いきなりマシンのリアが滑り出したようだ。
母国GPの選手のマシンくらいちゃんと整備しておけよ! 何やってんだケータハム!!
前回のシンガポールのトラブルと言い、日本人をなめてるのか?
これで分かった。母国GPであっても、鈴鹿であっても、このチームでは奇跡は起こせない。
一昔前だったら「雨が振ったらマシン性能差が無くなってドライバーの腕の勝負」と言われていたが、今では雨セッティングを仕上げるチーム力がさらに差を広げてしまう。
今年、可夢偉選手を撮った写真はこんな遠くのボケボケ写真1枚しかない!
なんてこった。
応援してきたのにたった2周しか見られなかったなんて…。
白地に金の模様が入っていた可夢偉選手のヘルメット
土曜日、日曜日に観戦される方はこの無念を晴らし、思いっきり応援してください!