初秋のスーパーGT鈴鹿1000㌔ 大荒れの土曜日
今年も夏休みで「インターナショナル鈴鹿1000キロ」の土曜日だけ行って来た。
毎年、お盆明けに開催されていたのが、今年から8月最終週に。
雨の心配なく、ピーカンではあったが“いつもの”暑さほどではなかった。空は既に秋。
鈴鹿は秋の空に
今回もコンパクトデジタルカメラ・ソニー・サイバーショットWX300での撮影のみ。
バッテリーの消耗が難点だったが、予備バッテリーを購入して対応。
しかし、走行時間中に電源のON/OFF回数が少なかったせいと、モード変更を少なくしたり動画撮影をしなかったため、バッテリー1本で1日もった。 これでF1の時も安心だ。
土曜日午前のフリー走行時間、早々にEPSON NSX CONCEPT-GTが炎上。セッションが中断された(延長なし)。
EPSON NSXは開幕前にも炎上。サーキットアナウンスの情報では「徹夜で直す」らしいのだが、今日の決勝では出走できたのだろうか? できてもセッティングがままならないので、完走するのが精いっぱいになるのでは…。
午後に予選が行われた。
GT500クラスでQ2に進出したレクサスはペトロナス・トムス1台のみ。NSX4台、GT-R3台となった。
GT500
ポール・ポジション
PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴/ジェームス・ロシター組
中嶋一貴選手がQ2早々にコースイン。2周もタイヤのウォームアップに使って渾身のアタック。コースレコードを記録した。
以後、タイム更新するマシンは現れず、ポールポジションが決定した。
予選2番手
KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大/金石年弘組
予選3番手
MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ組
予選上位3を3メーカーが分け合うことになった。
Q2セッション中にレイブリックNSX CONCEPT-GTの小暮卓史選手が130R立ちあがりでスピン。あわや大クラッシュかと肝を冷やしたが、720°(2回転)してスポンジバリア直前で立て直した。マシン無傷でピットに帰った。
GT300
ポールポジション
GT500クラスのQ2に先んじて行われたGT300クラスQ2は、トップタイムが入れ替わる激しい
展開に。
ポールを獲得した小林選手はインタビューで「鈴鹿は目をつぶってても走れるので当然です。…言い過ぎました(笑)」と語っていた。
予選2番手
MUGEN CR-Z GT 中山友貴/野尻智紀/道上龍組
予選3番手
OGT Panasonic PULUS 新田守男/嵯峨宏紀/中山雄一組
アウディのクラッシュで赤旗中断したQ2。残り4分でセッション再開。CR-Z勢はアタックを止めたが、3番時計だったプリウスは果敢にアタック。ポールを狙うが届かず。
上位3台はハイブリッド勢が占める事になった。
ダンロップコーナーでコースアウトしたアウディ。マシンはグラベル脱出後、自走でピットに戻る。
NSXの炎上に始まりスピンが続出した土曜日。
1000㌔の長丁場になる決勝は今年も荒れ模様が予想される。