12気筒兄弟・フェラーリ365GT4/BB 「蘇るサーキットの狼たち」9 | CLUB24-にいよんー

12気筒兄弟・フェラーリ365GT4/BB 「蘇るサーキットの狼たち」9

鈴鹿1000㌔「蘇るサーキットの狼たち」⑨

 ハマの黒ヒョウのランボルギーニ・カウンタックとともに筑波サーキットに詰めかけたギャラリーと読者を驚かせたのはフェラーリ365GT4ベルリネッタ・ボクサーだった。
 当時の世界最高速度を争っていた2台のスーパーカーが肩を並べての参戦。ドライバー名は明かされていないが、ライセンス講習会にすらスーツでやって来てる口ひげの金持ち風に描かれている。

 黒ヒョウと一緒に来場し「12気筒兄弟」と馴れ合っているところから旧知の仲と想像される。

 普通に「フェラーリBB」と呼ばれていた事や、後々改めて512BBが劇中に登場する事から365BBと思われる。
 黒ヒョウと違い公道レース等の経験は少ないようで、勝負に熱中するあまりコース上のオイルに気付かずスピンしてコース内側の池に落ちてしまうのだった。

 鈴鹿1000㌔「蘇るサーキットの狼たち」でもランボルギーニ・カウンタックと並べられて置かれていた365BB。この2台が並ぶと壮観だ。さらにその隣にはポルシェ930ターボが置かれていて「最強マシン・ゾーン」だった。

 

 365BBは'70年代スーパーカーショーでも華だった。さすがに512BBは発売間もない頃だったので地方のショーで目にする事はなく“初めて”512BBを見たのは数年前というほどだった。

 NCCRクラシックカー・ラリーで365BBと512BB両車がエントリーしていた時があり、走行シーンも観ることができたのは嬉しかった。

 

 よくよくミニカーラックを見てみると、365BBのミニカーは持っていなかった。京商1/64ミニカーや缶コーヒー付きの1/72ミニカーも512BBなのだ。



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