スーパーGT鈴鹿テスト 市販車を活かした格好良いニッサンGT-R編
鈴鹿1000㌔に向けたスーパーGT鈴鹿テストが6月27~28日に開催された。
新型GTマシンは3月のファン感謝デー以来だ。本戦仕様のカラーリングはもちろん初めて目にする。
走行もおぼつかなかった昨年のスーパー・フォーミュラ最終戦でのお披露目から半年。こんなにも速いマシンに仕上げるとは日本のメーカーもやるな―と感じた。
ドルフィンの愛車は日産車。もちろんレースでも日産GT-R勢を応援している。
MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ組
ランボルギーニ・ガヤルドをインカラパスするNISMO GT-R
NISMOはフロントのカナード部分を分かり辛くしていた。パッと見、他のGT-Rと変わらないような気がするが、素材と化形状とか何かしらの秘密があるのだろう。
旧型同様、カッコイイ市販車の形状を一番生かしているのがGT-R。
早くミニカーを出て欲しいところだ。やはりエフトイズが最初に小スケールミニカー化するのか?
後ろで止まっているのは…
2コーナー内側の激感エリア。今まではファン感謝デーの時くらいしか入ることは無かった。
実はドルフィンが持っているデジタル一眼+300㍉望遠では“近過ぎた”のだ。フォーミュラはノーズからドライバーまでがギリギリ。GTともなるとノーズを入れるとコクピットまで届くが、ヘルメットが露出していないので見栄えが良くなかった。
かといって標準レンズでは遠すぎる―。迫力はあるが使い勝手が悪い撮影ポイントだったのだ。
今回、コンパクトデジカメ・ソニー・サイバーショットWX300を使用したので、好みのサイズにズームできるようになったのは良かった。
カルソニックIMPUL GT-R 安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組
近年のマシンはメタリックになる塗料を使用しているが、カルソニックは昔からのブルー。全体が同じ色だとベタッとした雰囲気だった。
しかし、旧GT-Rの色合いと変わったのが「サイドスカート部」の黒。ボディ側面下側の黒部分が幅広になったので、全体が“締った”イイ感じになった。
激感ピットから路面ギリギリにカメラを構えての流し撮り
前年の黒が多いカラーからチャンピオン獲得時のカラーに戻ったS Road。前年のカラーは「シーズン前テスト車」っぽい配色だったので、コチラの方がしっくりくる。
実は柳田真孝選手は今まで見かけたことがない。星野一樹選手も同様。ドルフィンが“ウロつく”タイミングが悪いのだろうが「今日、来てたの?」と思うほどだ。
TVでは良く見ているので顔は分かるはずなのだが…。
D'STATION AOVAN GT-R ミハエル・クルム/佐々木大樹 組
緑/白だった前年カラーに対し、メタリック・グリーン/ガンメタになった今年のカラーはカッコイイ。
細い赤ラインも入っているので、ミニカーになったら見栄えするだろう。