攻メなくても日産名車 スカイラインGT-R NISMO400R
R33型スカイラインのコンプリートカーとして55台生産されたニッサン・スカイラインGT-R NISMO400R。最大出力400馬力。足回りの強化とエアロパーツが装着され、販売価格1,200万円で現在のR35GT-Rに負けず劣らずのスーパーカー。
エンジンはノーマルながら'97年から市販エアロパーツが装着可能にレギュレーション変更されるスーパーN1耐久に合わせて、ホモロゲーションのクリアとして登場した感がある。
シーズン開幕前の3月にはFISCOでNISMO専有テストを行っていた。
従来型GT-Rも2台テストしていたが、比べてスペシャル感があった。
スーパーN1耐久のNISMO GT-R サインは'96年N1耐久チャンピオン砂子智彦選手
1/72スケールでブラインドBOXタイプのミニカー「リアルX」。細部まで作り込まれた造形モデルが350円~450円の価格帯で販売されていたので人気を博していた。
シリーズ告知されていたものの2008年頃、突然の倒産(?)で姿を消してしまった。
スカイラインGT-R NISMO400Rのミニカーはその最後となったシリーズ「スカイライン ヒストリー5th」でリリースされた。
R32に比べて大柄になって重そうな印象だったR33型スカイラインだが、400Rはエアロが装着されていてレーシング感満載で格好良かった。ミニカーでは最大特徴をキッチリとらえている。
欲を言うならば、サイドスカート後端にあるリアブレーキ用エアダクトも黒塗りしてあったら、サイドビューが締ったのだが。
前後ランプはクリアパーツ。GT-Rのエンブレムもキッチリ作られている。
京商1/64ミニカーと異なるのは“サイドミラー”も作られている事だ。
独自路線を歩んでいたリアルXやCM'Sのミニカーが無くなってしまい寂しい。複数のメーカーの発売時期が重なった時は予算捻出に顔が青くなったものだが、今となってはワクワクした良い思い出だ。