JGTCに参戦したディアブロ・イオタの市販車 UCCコーヒー攻メノスーパーカー
UCC缶コーヒー2本に1台ミニカーが付いてくる「攻メノスーパーカー ランボルギーニ・コレクション」。
大き目スケールのミニカーシリーズでランボは3回目。コーヒー名「攻メノBLACK」にかけて「攻メノスーカーカー」と題しているのだが、「攻メ」という割には5台中3第がカウンタックというのは“守リ”に入っているのでは?
「ウケる」か「ウケない」かのギリギリラインの車種を持ってきてこそ“攻メ”と言えるだろう。
―例えばミニカーになり難いジャルパとかもってこいではないだろうか?
今回はやり尽くされた車種ばかりだったのでカウンタック・プロトだけ入手しようかと思っていた。
発売日に近所で近いコンビニから探しに出たがどこも置いていない。そこで缶コーヒー・ミニカーに強い幹線道路沿いのコンビニに行った。店頭に出ていなかったので馴染みの店員さんに聞くと、バックルームから出して来てくれた。
わざわざケースごと出して来てくれたのに「1台でいいです」とは言い辛い。せめてもう1台(缶コーヒー計4本)いっとくか―ということになる。
レヴェントンはトミカと京商1/64で持っているのでランボルギーニ・ディアブロ・イオタに決めた。
JGTCに参戦したディアブロ・イオタ
ディアブロ・イオタは同缶コーヒーシリーズで既に持っていた。だが、色が紫でヤンキー車っぽくてイマイチだった。
今回のミニカーはマットブラックでカッコイイので「手持ちを交換しちゃおうかな?」と思っていた。
いざ、前のディアブロ・イオタと並べてみると仕様が異なっている事に気付いた。
リアルーフ部がブラインドカーテンっぽい前型に対し、今回の車はエアダクトになっているのだ。
どうやら紫の前型は20台限定生産のSEイオタで、今回はJGTC参戦用に作られたイオタの公道仕様ではないだろうか。
2台のルーフ部が異なる
ランボルギーニが公式に製造した初代競技専用車となるディアブロ・イオタ。JGTC用に2台と公道用1台が作られたそうだ。
1台しか市販車が無いのにJGTCのホモロゲーションをクリアできるのか? そんなGT1ではあるまいし…。恐らく「ディアブロ」としてホモロゲを取っていてイオタはレース仕様としての形状なのだろう。
したがって公道仕様車は“ベース車”ではなくレース車を公道用にしたと考えられる。
JGTCイオタのルーフはエアダクト
JGTCは『サーキットの狼』作者でありレーシングドライバーの池沢さとし選手(当時のエントリー表記名)と和田孝夫選手がコンビを組んで参戦していた。
市販車からレース仕様に改造した先代・カウンタックに比べて安定感があり完走率は向上したが、ベテラン和田選手がドライブしても優勝争いをするまでには至らなかった。それでもマシンの人気はメチャ高かった。
市販車は現存しているが、レース仕様車はどこかに保管されているのだろうか?
池沢さとし選手(左)と和田孝夫選手(右)
2台のミニカーの仕様が異なるとなればSEイオタの方も残しておかねばなるまい。さもなくば甥っ子の遊び道具となり玩具としてその本懐を全うする事になっていた。
型はルーフを除いてほぼ同じ。テールランプは前回のSEはクリア材を使っていたが、今回は色塗り処理になっている。
池沢センセのサイン
今年の鈴鹿1000㌔の展示イベントは『サーキットの狼』。
大好きなスーパーカーが見られる喜びと共に、久しぶりにサーキットで池沢センセの姿を拝見できそうだ。そう言えば池沢センセのトークって聞いた事なかったな。
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