地味ではあるが銃撃戦では活躍した『西部警察』マシンRS2
マシンRS2は『西部警察』大門機動軍団の中でも一番地味な存在だろう。
スカイラインRSターボをベース車とし、エアロパーツを取り付けている。RS1やRS3のようにルーフに派手なパトライトは取り付けていない。フロントスポーラー内と非常時にはボディサイドからパトライトが出る“覆面パトカー”である。
スタイル的にはカッコイイが、地味になってしまうのは車載機能が劇中では使いこなされていないからではないだろうか?
『西部警察』展で展示されていたRS2 唯一のデジタル撮影車
RS2は情報収集車である。
リアバンパーから伸びた長いアンテナやソナー等で、遠くで発した音からその物体が何かを識別したり物体の形まで割り出せるのだ。物体形状を車載モニター(白黒)に投影するのにはかなり時間がかかるのが難点。
あらゆる通信を傍受することもできる。刑事ドラマではテッパンの犯人からかかってくる電話の逆探知もお手のもの。現代なら携帯電話なので更に安易にできてしまう。
『西部警察』第一話「無防備都市」では、逆探知するために刑事たちが電柱に登って電話線引き込みをしたり犯人の電話を待っていたりしていたが、そんな苦労なしなくても車の中で待っていればいいのだ。
ところが、これだけの能力を持ちながら能力を発揮するストーリーが与えられなかったのだからもったいない。
RS2にルーフのパトライトが無いのは、ルーフが開くようになっているからだ。後部座席は無く、底はには滑り止め鉄板が張られている。ルーフを開けてそこから上半身を出して銃撃戦ができるようになっている。
アオシマ1/43ディスプレイ用スカイネット版ミニカーのマシンRSにはリアバンパーから伸びたアンテナは取り付けられていない。車内も作り込まれているダイキャストムービー・コレクションではキッチリ付けられているところが流石だ。
長いアンテナはルーフに固定されているが、激しいアクションのシーンでは“止メ”が外れて天に向かって伸びている事もあった。
車内が作り込まれていないスカイネット版ではやはり地味で、オモチャ屋巡りをしていても在庫が残っている店が何件かあった。そのため「急いで購入しなくても大丈夫」という思いがあって一番最後に入手したのだった。




