映画『RUSH プライドと友情』観てきました  | CLUB24-にいよんー

映画『RUSH プライドと友情』観てきました 

 映画『RUSH/プライドと友情』を観てきた。

 好きな時代、好きなドライバー達の話なので製作発表から待ちに待った作品だ。


 monkin さんのブログでのレビューを読んで「実況の言葉が多い」「KinKiの曲に合わせてハイライトシーンがある」と知り、映像に集中するために吹き替え版を選んだ。知らなかったら字幕版を観てしまっていたところだった。感謝です。

 Kinki Kidsの2人の吹き替えは“悪くはないけどプロ声優には及ばない”感じ。しかし、その違和感も観ていればすぐ慣れるもの。

 ドルフィンはプロではなくトレーニングを受けていないゲストのアフレコは好きではない(ジブリ系とか)。ベテラン俳優さんになると上手い方もいるが、ほとんどは“腹から力が入っていない”喋り方をするからだ。もの凄く気になってしまうのだ。

 

 ラウダとかドイツ訛の英語だったらしいから、剛くんはそのまま関西弁で喋っても良かったんじゃないかな? 「ハント、何やっとんねん。アホちゃうかぁ~?」って。

『カペタ』の曽田正人氏が描いたポスター。カッチョエェ!

 ラウダ選手のagvヘルメットはカッコ良いい。シンプソンの前に憧れたヘルメット。'95年頃、上野のバイク街で初めて同じモデルのヘルメットを見た。

 そう言うドルフィンのミニカーと一緒に置いたヘルメットのピンズも、ラウダはマクラーレンで復帰したときのもの。agv型が欲しかったけど無かった。

 ヘルメットのピンズは鈴鹿でF1開催初期の頃は、外国人がサーキット内で無許可(恐らく)でピンズ販売していた。各国回って集めては売っていたんだろうなぁ。

 主演俳優2人が本物の2人にソックリなのは製作発表の写真で驚かされたが、劇中の主要人物はおろか、西ドイツGPのドライバーズ・ミーティングで集まったドライバー達も笑ってしまうほどソックリだった。セリフが無い分、似たキャラクターを集められたのだろう。製作陣のこだわりが垣間見える。

 「あぁ、これJ・シェクターで、こっちはR・ピーターソンだ」とか「この髭面はH・アートルだな」とか…。DVD出たら絶対静止画で見たい。


 レースシーンは迫力ある撮り方で見事。

 だが、本題はレースよりも人間ドラマだ。副題に「プライドと友情」とあるように、敵意むき出しでありながらも互いに尊敬し合っているところが巧みに描かれている。

 この2人だから「プライドと友情」が描けるのであって'80年代後半からのライバル関係は「敵意」のみで「敬意」が無い。ぶつけてチャンピオン獲ったりデキレースしているようでは映画にならないだろう。

'76年F1inJapanでのハント選手/マクラーレンM23


 '87年のフジTVF1中継以来、Tyrrellは「テレル」と呼ばれているが、吹き替え版のアナウンスでは当時の「タレル」と呼んでいるところが嬉しい。やっぱりこの世代はマシンに書かれた「たいれる」表記の方がしっくりくる。


 雑誌で観たような'70年代の外国の風景が再現されているところが素晴らしい。

 何よりも当時のマシンをあれほどまでに集めてきたところに驚かされる。エンディングロールを見ると、色々な博物館やオーナーから借りてきているようだ。

 各GPで主人公のフェラーリやマクラーレンと一緒に映っていたのはワトソンのペンスケ(当時表記)やピーターソンのマーチが多かったような気がする。動くマシンで長期に渡り借りることができたのだろうか?

 6輪タイレルも動いていた。

'76年F1inJapanでのラウダ選手/フェラーリ312T2

 最終戦・F1inJapanのあれこれ―


 日本表記は「F1inJapan」だが、画面に出ているのは「Japanese Grand Prix」になっていた。

 劇中ではカットされていたグリッド・ガールのシーンだが、パンフに掲載されている写真を見ると赤コートに短パン、白ブーツ姿なのだが、実際はジャンパー(右列緑・左列赤)にパンタロンだったはず。


 日本でロケをしていないのに関わらず、よくあれだけ旧FOSCOの景色を再現したものだと感心した。まぁ、現在の富士スピードウェイでロケしたところで全く異なった景色になってしまっているのだから…。

  あまりの懐かしさに思わず涙が出てしまった。ハンカチを目に当てながら見ていたのだ。

 メインストレートはもちろんだが、ヘアピンなどソックリだ。

 ただ、富士山の宝永山が左右逆だった。


 隣で観ていた嫁はんが「こんなにヒドイ雨だったの?」と聞いてきたが「もっとヒドかった」と答えるドルフィンだった。

 撮影のために雨は降っているが明るさがある。しかし、実際はもっと暗かったし雨の量も多かった。

 終盤にハント選手がピットインする頃にはもう雨は上がっていたのでは?



 長~いエンディングロールに負けて途中退席する方もいたが、吹き替え版を観たら最後にあるKinKiの曲とダイジェスト映像を観ておきたいものだ。

 今までこれだけ本格的なレース映画は無かった。どれも過剰表現だったり半架空レースだったりしてレースファンには“アラ”が見えてしまっていたが、本作は見事な出来栄え。

 DVDやブルーレイになる時、「未公開シーン」とか入ってたら買っちゃうだろうな。


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