初めての1/43ミニカーデカール貼り スピリット201ホンダ
ビギナー、デカール貼りに挑戦する⑱
レーヴコレクションから発売された1/43ミニカーのスピリット201/ホンダ。ホンダの第二期F1参戦のテスト車両として先鞭となったマシンだ。
F2シャシーを強引にF1エンジンとタンクを搭載して作り上げたF1なので、マシン前半分はシャープだが後ろ半分は“箱”を取り付けたような不格好なスタイルになっている。
それでもドルフィンがリアルタイムで日本企業がF1に打って出た最初のマシンだけに期待は大きかった。その思いが不格好でもカッコ良く感じている要因かもしれない。
通販で買ったレーヴコレクションのミニカーが届いた時「あれ? ヨハンソン選手のネームが入っていないぞ」と不自然さを感じた。
それもそのはず、ネームはマールボ○のロゴに書かれいたので、メーカー自主規制で取り去られていたのだ。
残念に思ったが、台座の裏に「後付け用デカール」が付属されていたのだった。
「デカール貼りに慣れたら貼ろう」と思っていたが、いよいよその時がやってきた。1/64ミニカーのデカール貼りを続けてきて、いよいよ1/43ミニカーを手掛ける時が来たのだ。
スピリット201を最初に選んだのは、貼り込む枚数が少ない事と、比較的平面に貼れるからだ。
付属のデカールを見ると、ネーム入りマールボ○ロゴが3枚、文字無しの赤マークが3枚ある。文字無し赤マークは小さく、3枚の内1枚は更に小さい。これはどこに貼るものだ?
ネームロゴの2枚はロールバー左右と分かる。あと1枚はスペアか? 指定図が無いので分からない。
写真を良~く見て判明した。ネーム入りロゴはコクピット前にも1枚貼るのだ。
文字無し赤マークはゼッケンの横に貼るものだった。一番小さいものはフロント用。
いざ、デカール貼りを始める。最初は当然、大きいネームロゴだ。1/43スケールとなると1/64スケールに比べて“重み”を感じ、取り回しがしにくい。
ゼッケン横の文字無し赤マークを貼るのも余白を残すバランスが難しい。
こうして初の1/43ミニカーのデカール貼りが終わった。
無い時に比べて“様”になる。やはり見慣れたカラーになるのだろう。
デカールを貼ろうと既に用意してある1/43ミニカーはまだある。マクラーレンM23、M26、インペリアル・ロータス78だ。
最終目標はタミヤ・マスターワークコレクションの1/20スケールのロータス79のJPSロゴだ。
大きくなるにつれて難しくなる。完遂するのはいつの日だろうか?