小林可夢偉選手がF1初ポイントを獲得したトヨタTF109 アブダビGP仕様
2009年のF1アブダビGPは衝撃的なものだった。トヨタのマシンで小林可夢偉選手がレースで一時3番手まで浮上。最終6位入賞を果たしたのだ。
トヨタはシーズン内「優勝」を目標にし、シンガポールと日本で連続2位を獲得していた。最終戦の6位は「09年も勝てなかった」事を示していたが、F1出場2戦目で6位入賞(旧ポイント制の6位までが大事)を果たした可夢偉選手は将来を期待せずにはいられなかった。
翌年のトヨタ正ドライバーをほぼ確実視されたいただけに…。
鈴鹿サーキット50thで展示されたトヨタTF109小林可夢偉車
―が、突然のトヨタF1撤退。ようやくザウバー移籍を決められた状態。
トヨタのマシン完成度から想像するに、'10年にトヨタで走っていられたならばもっと楽にポイントを稼いで表彰台も近かったに違いない。
だが、そうなっていたらドルフィンは可夢偉選手をこれほどまでに好きになっていただろうか?
トップグループで活躍してくれていただろうが、逆にポイントすら獲れなかったら「何百億円も次ぎ込んでいるトヨタのマシンで勝てないのか?」という思いが沸いていたかもしれない。
中堅チームでマシンを仕上げ、ドライバーの“力量”で追い抜きをかける可夢偉選手の姿に熱くなり好きになっていったからだ。
チームNo2ドライバーに後れをとりなかなか入賞に届かなかった2012年。激しいバトルの末に初の3位表彰台を獲得した日本GPは素晴らしいものだった。TV観戦も含めて一番興奮して泣けたレースだった。
可夢偉選手がF1で初ポイントをあげた記念モデル、ミニチャンプス1/43トヨタTF109アブダビGP仕様トヨタパッケージ。
彼の転機になったマシンのミニカーは是非とも欲しいものだった。それは「感動を手元に残したい」という思いがあったからだろう。
2011年に販売。先行販売の通販では瞬時に完売。F1日本GPの開催時に鈴鹿サーキット内ショップで販売されるのが入手する最後のチャンスだった。金曜日の朝の時点では意外にも余裕で購入できた。
1,200台限定モデルなのにも関わらず、他の限定モデルよりは安い6,000円での販売。6,000円で「安い」と思わされている事自体「雰囲気」と「限定」で金銭感覚がイカレてしまっている証拠だ。
TF109は今までのトヨタF1に比べてかなりカッコ良いデザインなので、もしトゥルーリ選手が'09年日本GPで優勝していたらこの時点で「優勝記念モデル」を購入していた事だろう。
来年の去就が気になる可夢偉選手。F1であの走りを見せてもらいたい。
そして日本GPの時には「カムイ・サポート」のリングを付けて観戦に行きたいものだ。



