32年ぶりの アリス・大阪城ホールライブ~涙はしょっぱかった
アリスの大阪城ホールライブ2013~ It's a Time~ に行って来た。“やっと行けた”という感じだ。
2009年に再結成・全国ツアーを行った際チケットは取れた。しかし、インフルエンザが大流行していたので、病気療養中の義母にうつると危険なので「行くのはやめてくれ」と嫁はんが懇願。断念したのだった。
今回もライブ会場である大阪城ホールの席に着くまで「行けなくなる事由が発生するのではないか?」と不安な気持ちも大きかった。
アリスのライブはファイナルライブツアーの最後でレコード→レーザーディスク→DVDにもなった「アリス3606日 FINAL LIVE at KORAKUEN」以来、32年ぶり2度目だ。
左から写真集、1981ファイナルライブ・パンフ、2009復活ライブ・パンフ、そして右端が今回のパンフ
会場周辺には想像に違わず中高年の人々が集まっている。若い人となると親と一緒に来た“子”になる。若い者同士のグループなど皆無だ。
場所が大阪である。この会場に集まった人々の大半は『MBS ヤングタウン 金曜日』を聞いていただろう(笑)。「女性立ち入り禁止のコーナー」や「重いこんだらのコーナー」「ドラゴン作戦~机It’s My Life」で興奮し笑い燃えてきたのだ。そう思うと面白い。
「今回映像収録があります」と放送ががかかるとイッキにざわつく会場。さすがは大阪だ。
姿かたちは中高年だが、あげる声援はギャル(死語)だ。もうみんな“あの頃”に戻っている。
子供を連れてきた方は、いつもの“親”としての姿から打って変わってのハジケる姿を見せても恥ずかしくはないのだろうな。
ライブは懐かしの曲と今回のツアーのために26年ぶりにリリースしたニューアルバム「アリスⅪ」から織り交ぜた構成。
「ファイナルライブ~」ではメドレーだったヒットナンバーも、今回は一曲一曲歌った。ボーカル2人も最後までギターを弾き続けた。
懐かしの曲がかかると涙が出て止まらなかった。あの感情は何なんだろう? 嬉しい、懐かしい、思い出される当時の自分…。
曲の一つ一つに蘇ってくる映像がある。
一緒に行ったのもアリスを聴いてきた高校時代からの友人だ。彼がこちらを向いて笑い泣きしてヘンな顔になっているのを見られやしないかとヒヤヒヤした(笑)。
1981年ライブのチケット。後楽園球場スタンド立ち見席しか取れなかった
最初のトークの時にチンペイさんが台風の話をした。実は「ファイナルライブ~」でも最初のトークは台風だった。これだけでまた泣き。「あぁ、一周したんだな」と。
奇しくも席も同じベーやん側。あのときよりは1/3くらいの距離だが。
左右に大きなモニターが付いてくれているのも観やすくて良かった(最近はみんなこんな感じ?)。
映像収録に自分の声を入れ込みたいのか、歌の最後に“余韻を楽しんで”シーンとしている時に声援をあげるオッサンがいた。そこは違うだろ!?
ファイナルライブ後楽園
3人ソロのコーナーあり、爆笑トークもあり、キンちゃんのコンガ演奏ありで充実した構成だった。
ラスト近くの『狂った果実』になると涙が止まらない。高校時代、初めて全国大会に出場する時、大阪から東京までの車の中で聴いた超思い出曲だ。
予選突破し決勝に進めた事、予選落ちした同級生の悔し涙、憧れの女性先輩と一緒に旅できた事…。恥ずかしい言葉だが「燃えに燃えていた青春時代」が蘇るのだ。
あふれた涙が頬を伝う。口に入るとしょっぱかった。涙の味など何十年振りだろうか? 祖父母や親が亡くなった時のような悲しい時には涙は出なかったが、感動に対しては涙腺は緩い。
そもそもアリスは中学生時代の友人が好きで聴いていたのに影響されたのだ。
寮生活を送っていた高校時代は自分のNo1アーチストになっていた。
「チャンピオン」がクライマックス。青春時代の若くてアツイ血が蘇った。
アンコール曲になる「アリスⅪ」のラスト曲「Wonderful Day」で「現実の生活を強く生きよ」と言ってくれているようだった。あの頃のアツイ血を今の自分に戻して日々を送れと―
大阪城ホール(左)と大阪城
ライブ後は京橋で友人とサシで飲み会。
次のライブツアーの時もお互い元気で来ようと。
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