雅!芸術品のような 小林可夢偉フェラーリチャレンジ レーシングデイズ鈴鹿2013
今年4月に催されたフェラーリ・レーシングデイズ2013鈴鹿。土、日曜日と2日間に渡って開催されたが、日曜日のフェラーリチャレンジ・トロフェリオ・ピレリに小林可夢偉選手がゲスト参戦した。
ドルフィンが行った土曜日には走行こそ無かったものの、ピットに停めてあった可夢偉選手用458チャレンジを見ることができた。それはもう芸術的なカラーリングで「スゲェ…」と声をあげてしまった。前年にゲストとして呼ばれたミカ・サロ選手のマシンはシンプルなものだったので「ここまでやるか?」と驚いた。
シリーズ戦に参加している訳ではない。予選やフリー走行に出る訳でもない。日曜日のたった30周×2ヒートのレースのためだけに用意されたものなのだから驚かないはずが無い。
主催者であるフェラーリ側からの要請で「RacerLink」がデザインを担当したそうだ。「RacerLink」ってよく分からない会社だ。その道では有名らしいのだが…?
ボンネットには鎧武者の顔と金ライン
アイドロンと「RacerLink」がコラボし、実車のデザインデータを基に製作された1/43スケールの小林可夢偉選手のフェラーリ458チャレンジ・フェラーリ・レーシングデイズ鈴鹿2013 No.458。
ハンドメイドのメタル製精密ミニカーに実車さながらのデザインが施されている。
ドルフィンとしてはカラーリングがキッチリ再現されていればミニカーは量産型でもよかった。それで価格が抑えられれば。
もっと安い仕様のミニカーが出るまで待とうかとも思い購入するか悩んだ。
しかし、デザイン元とのコラボということは独占契約ということも考えられる。F1と違って需要も少ないはず。この機を逃したら入手不可能になるかもしれない―と、購入に踏み切った。
車体側面の芸術性は高い
「車体一面デカール貼りかな?」と思って目を凝らして見たが、どこまでデカールなのか繋ぎ目が分からない見事な仕上がり。
6,000~7,000円する量産型(―とは言っても結構な価格)ならデカールの繋ぎ目や局面のシワが出てしまうもの。それが無いだけでも素晴らしい技術だ。
漆塗りを表現したボディサイド。サイドミラーに紐がかかっているデザインも面白い。
“風の流れ”を表した金の四角が丁寧に貼られていて実に細かい。
美しさにうっとりする。
背景は製品が入っていた化粧箱
車体のカラーだけでなくミニカー自体の実車再現力こそアイドロンの真骨頂。
エンジンの重厚感など、アップで写真撮ったら実車と間違えてしまうほどだろう。
ホイールロックは左右識別のための色分けも成されている。奥に見えるブレーキやパッドも実車そのもの。
左右ウインドウのスライド枠もエッチングパーツで作られている。
フェラーリ・レーシングデイズ2013での小林可夢偉選手

ここまで精密で高価なミニカーをどうやって保管するかが問題だ。
さすがにチョットした劣化が怖くて(貧乏症で)ミニカーラックに飾れない。現在は化粧箱に入れているのはもちろんの事、ショップから発送されてきた箱に入れ直しているほどだ。もちろんショック軽減用クシャクシャの紙に包まれたままだ。
いつまでもそんな状態にしておけない。すぐに見られなければ宝の持ち腐れだ。
湿度によっては箱内であってもカビが生えたりするらしい。
かと言って湿度が一定に保て、紫外線をカットできるケースなど無い。いや、ケース代の方が高くついてしまうだろう。
難しいところだ。


ここまで装飾を施した実車の458チャレンジは、イベント後どうなったのだろう? もう見られないだろうか?
表面のシートを剥がされて次なる開催国仕様にされてしまったのかもしれない。そうだとしたらもったいない話だ。
あの日の感動―フェラーリ契約ドライバーとなった小林可夢偉選手に遭遇できた―を蘇らせてくれるのはミニカーだけになってしまった。






